Category: Diary

電話

朝6時起床。時差ぼけが多少残っている所為か、睡眠時間の割に寝覚めはよい。9時前に出社。10時から、恒例の課会。午後、歯科診療。麻酔なしで歯を削られる。夕方、学生さんから電話がありOB訪問の依頼。妙に明るい口調なのでセールス勧誘の電話と勘違いしてしまう。緊張しているのは分かるのだが、電話を取った相手が僕自身かどうか確かめもせずに「私、就職活動をしておりまして!」云々、一方的に喋り続けるのはどうかと思う。ともあれ、OB訪問の日程を決める。それから1時間後、また別の学生さんから同じような電話がかかってきたので、「まず相手が誰なのか確認してください」と注意してしまう。僕の声は低いので、普通に喋っていても威圧的に聞こえてしまう筈なので、向こうはしきりに恐縮してしまっている。しまったなと思いつつも、矢張り言うべきことは言うべき、とも思う。21時過ぎに帰宅。

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アフリカ出張記(11): In this country

寝られずに起きていると、客室乗務員が声をかけてきて
「オーロラが見えますよ」
確かに、ぼんやりとしているが緑色のカーテンのようなひらひらが見える。引き続き寝つかれないので、本を読んだり、パソコンを広げたりして時間を潰す。お腹が空いてきたので、カレーライスをオーダーする。久しぶりなこともあって美味しい。何度かウトウトするが、熟睡には至らず殆ど寝られないまま成田空港に定刻に着陸。税関を難なく突破して、ロビーで荷物を整理してから成田エクスプレスに乗る。眠くなってくるが、こらえているうちに東京駅に到着。タクシーで帰宅。妻と義母が迎えてくれる。トランクの中身をカラにして、お土産や書類を開梱。眠いのをこらえて、夜、日付が変わる頃に床に就く。

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アフリカ出張記(10): Favourite Shirts

気がつくと朝10時。パリ上空の天候が依然良くないらしく、着陸までややもたつく。11時過ぎに着陸するが、ボーディング・ブリッジではなくバス移動となり時間を喰う。今回はすんなり入国し、12時丁度の電車でパリ市内に向かう。レアールで下車して地上に出ると、思いのほか雨の降りが強い。7年前アルジェリア出張の帰りに立ち寄っていた「レオン」で昼食にする。ブリュッセルの本店昨年食べて以来、久しぶりにムール貝のワイン蒸しにありつく。フリット即ちフライドポテトは食べ放題、とのことだが最初のひと山が大きくて、とてもお代わりなどできない。デザートを選べたので、ワッフルの生クリーム載せにする。生クリームが文字通り山のように盛られていて満足する。

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アフリカ出張記(9): Further to Fly

朝6時に起きる。雨が降っている。7時にレストランに行き、初めてここの朝食を食べてみる。パンもソーセージもオムレツも美味しくて申し分ない。グレープフルーツジュースが殊のほか新鮮で、おかわりをしてしまう。9時にコンサルタントに迎えに来て貰い、今回の訪問目的である現地の会社との面談に臨む。先方のオフィスはホテルから徒歩圏内だというので連れて行って貰う。雨は上がっているが、道はあちこちぬかるんでいて歩きにくい。治安は悪くはなさそうだが、僕が一人で歩いていたならばたちまちにかっぱらいの標的にされるには違いない。これまで、メールや電話でやりとりをしていたが、面と向かって話をしてみると、思いの外話が通じて恙無く協議が進む。相手のフランス語も、黒人独特の早口になるきらいはあるが分かり易く、結局1時間ほどの話し合いで双方の合意に達する。百聞は一見に如かずとはまさにこのことだな、と思いつつ、握手して事務所を後にする。

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アフリカ出張記(8): Sunday Impressions

朝9時前に起きる。昨日、日中にあれだけ寝たのに、良く寝られた。やはり疲れていたのだと思う。一日中部屋にこもりつつ、荷造りを始めたり、明日の協議に向けた想定問答を考えておく。苦手な英語でなく、使い慣れたフランス語だから楽といえば楽だが、これまで電話やメールでは埒が明かなかった問題なので、簡潔かつ明快に説明して理解を得ようと思う。夜、レストランに行きビフテキを食べる。溶けたチーズの混ざったソースがかかっており、つけあわせのお米もパサパサしてはいるが美味しい。部屋に戻る前に、フロントに出向いて明日は夜のフライトなのでレイト・チェックアウトをしたい旨告げておく。トランクを閉じようとするが、明日着る背広をしまわないと荷造りが完了しないことに気づく。

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アフリカ出張記(7): Over the Window

朝8時過ぎに眼が醒める。窓越しに市内を眺めると、近代的なビルが建っている脇にバラックが並んでいたり、ボロボロの古い建物があったりして、確かに、度重なるクーデタによる治安悪化の爪痕というものはあるのだろうなと思う。ホテルから一歩も出ないことにしたので、下着を洗濯して、シャツやズボンをクリーニングに出した後、ロビーをうろついたり、売店を覗くことにする。絵葉書が売っていたので買うことにするが、赤道ギニアで手に入れたセイファー・フランが使えないという。うっかりしていたが、セイファーには2種類あって赤道ギニアは中部アフリカ諸国銀行券、コートジボワールは西アフリカ諸国中央銀行券で互換性がないんだった。やむなく、ホテルのフロントでユーロを替えて貰うことにする。幸い、レートは公定レート(対ユーロが固定)と殆ど同じ。無事買い物を終える。しかし、やることがないのでレポートを書いたり、ベッドに横になったりして過ごす。昼食は、ホテルのレストランに行く。ラム肉のソテーを頼むが、なかなか美味しい。食後、部屋で昼寝、というよりも20時過ぎまで眠ってしまう。これまでの疲れがたまっていたらしく眼が醒めるとスッキリする。夕食はルーム・サービスで海の幸のタリアテッレを食べる。海の幸、といっても白身魚の切り身がトマトソース和えになっているだけだが、それでも味は悪くない。

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アフリカ出張記(6): French Connection

眼が醒めると既に朝5時過ぎ。オレンジジュースと、小さなクロワッサンとチョコパンが出てくるのでかじる。ドゴール空港にはほぼ定刻に着陸。ボーディング・ブリッジに出るとすぐさま携帯を取り出し、既にアルジェリア行きのロビーにいる筈の先輩と連絡を取る。ターミナル2Eから2Fまで歩き、乗り継ぎゲートで取締役や他の同行者とお別れ。

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アフリカ出張記(5): Under African Skies

朝6時前に起きて身支度を整える。トランクから土産物を取り出し、今日の客先訪問に備える。9時前にホテルを出て、客先をいくつか訪問。待たされたりもするが、とりあえず要人とは会える。アポイントの時間の関係で、昼食を取り損ねる。関係会社のキャンティーンを覗くが、既に営業を終えている。隣接するカウンター・バーで飲み物だけ出すことが分かったのでトニック・ウォーターでお腹を膨らませるが、金額ピッタリのユーロを持ち合わせておらず、釣銭がセイファー・フランになってしまう。夕方も要人との面談を果たし、1日があっという間に終わってしまう。

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アフリカ出張記(4): Step in now

朝6時前に起きる。ホテルの下にある国鉄駅のコンコースに向かい、売店で絵葉書を購入。部屋に帰ってしたためる。並行して、お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、日本から持ってきたクリーム玄米ブランをかじる。身支度をしてチェック・アウト。ターミナル2Eまで歩く。以前は2Fだったのだが、新ターミナルが出来てから変わったらしい。

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アフリカ出張記(3): Down and Out in Paris and London

朝6時前に起きる。時差ボケがまだ抜けきれない。今日は晴れている。昨日同様に、7時を待ってダイニング・ルームへ。昨日と同じビュフェをゆっくり食べる。チェック・アウトはギリギリまで待つことにして、10時過ぎに赤道ギニア大使館へ。今日は開いている。レセプションの女性いわく、大使がまだ出勤していないので何とも言えないが、今日中に発給されるよう取り計らう、とのこと。但し、申請書類が別途必要とのことで、慌ててホテルに戻って、待機している取締役からサインを貰う。また大使館に舞い戻り、必要書類を全て提出。14時から14時半になったらおいで、と言われたのでとりあえずやることがなくなり、ホテルをチェック・アウトした後一行で散歩して“Humbergur Union”で昼食。米国風のハンバーガー・レストランだが、肉も野菜もしっかりしていて美味しい。

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