朝6時に起きる。雨が降っている。7時にレストランに行き、初めてここの朝食を食べてみる。パンもソーセージもオムレツも美味しくて申し分ない。グレープフルーツジュースが殊のほか新鮮で、おかわりをしてしまう。9時にコンサルタントに迎えに来て貰い、今回の訪問目的である現地の会社との面談に臨む。先方のオフィスはホテルから徒歩圏内だというので連れて行って貰う。雨は上がっているが、道はあちこちぬかるんでいて歩きにくい。治安は悪くはなさそうだが、僕が一人で歩いていたならばたちまちにかっぱらいの標的にされるには違いない。これまで、メールや電話でやりとりをしていたが、面と向かって話をしてみると、思いの外話が通じて恙無く協議が進む。相手のフランス語も、黒人独特の早口になるきらいはあるが分かり易く、結局1時間ほどの話し合いで双方の合意に達する。百聞は一見に如かずとはまさにこのことだな、と思いつつ、握手して事務所を後にする。
Category: Traveling
アフリカ出張記(8): Sunday Impressions
朝9時前に起きる。昨日、日中にあれだけ寝たのに、良く寝られた。やはり疲れていたのだと思う。一日中部屋にこもりつつ、荷造りを始めたり、明日の協議に向けた想定問答を考えておく。苦手な英語でなく、使い慣れたフランス語だから楽といえば楽だが、これまで電話やメールでは埒が明かなかった問題なので、簡潔かつ明快に説明して理解を得ようと思う。夜、レストランに行きビフテキを食べる。溶けたチーズの混ざったソースがかかっており、つけあわせのお米もパサパサしてはいるが美味しい。部屋に戻る前に、フロントに出向いて明日は夜のフライトなのでレイト・チェックアウトをしたい旨告げておく。トランクを閉じようとするが、明日着る背広をしまわないと荷造りが完了しないことに気づく。
アフリカ出張記(7): Over the Window
朝8時過ぎに眼が醒める。窓越しに市内を眺めると、近代的なビルが建っている脇にバラックが並んでいたり、ボロボロの古い建物があったりして、確かに、度重なるクーデタによる治安悪化の爪痕というものはあるのだろうなと思う。ホテルから一歩も出ないことにしたので、下着を洗濯して、シャツやズボンをクリーニングに出した後、ロビーをうろついたり、売店を覗くことにする。絵葉書が売っていたので買うことにするが、赤道ギニアで手に入れたセイファー・フランが使えないという。うっかりしていたが、セイファーには2種類あって赤道ギニアは中部アフリカ諸国銀行券、コートジボワールは西アフリカ諸国中央銀行券で互換性がないんだった。やむなく、ホテルのフロントでユーロを替えて貰うことにする。幸い、レートは公定レート(対ユーロが固定)と殆ど同じ。無事買い物を終える。しかし、やることがないのでレポートを書いたり、ベッドに横になったりして過ごす。昼食は、ホテルのレストランに行く。ラム肉のソテーを頼むが、なかなか美味しい。食後、部屋で昼寝、というよりも20時過ぎまで眠ってしまう。これまでの疲れがたまっていたらしく眼が醒めるとスッキリする。夕食はルーム・サービスで海の幸のタリアテッレを食べる。海の幸、といっても白身魚の切り身がトマトソース和えになっているだけだが、それでも味は悪くない。
アフリカ出張記(6): French Connection
眼が醒めると既に朝5時過ぎ。オレンジジュースと、小さなクロワッサンとチョコパンが出てくるのでかじる。ドゴール空港にはほぼ定刻に着陸。ボーディング・ブリッジに出るとすぐさま携帯を取り出し、既にアルジェリア行きのロビーにいる筈の先輩と連絡を取る。ターミナル2Eから2Fまで歩き、乗り継ぎゲートで取締役や他の同行者とお別れ。
アフリカ出張記(5): Under African Skies
朝6時前に起きて身支度を整える。トランクから土産物を取り出し、今日の客先訪問に備える。9時前にホテルを出て、客先をいくつか訪問。待たされたりもするが、とりあえず要人とは会える。アポイントの時間の関係で、昼食を取り損ねる。関係会社のキャンティーンを覗くが、既に営業を終えている。隣接するカウンター・バーで飲み物だけ出すことが分かったのでトニック・ウォーターでお腹を膨らませるが、金額ピッタリのユーロを持ち合わせておらず、釣銭がセイファー・フランになってしまう。夕方も要人との面談を果たし、1日があっという間に終わってしまう。
アフリカ出張記(3): Down and Out in Paris and London
朝6時前に起きる。時差ボケがまだ抜けきれない。今日は晴れている。昨日同様に、7時を待ってダイニング・ルームへ。昨日と同じビュフェをゆっくり食べる。チェック・アウトはギリギリまで待つことにして、10時過ぎに赤道ギニア大使館へ。今日は開いている。レセプションの女性いわく、大使がまだ出勤していないので何とも言えないが、今日中に発給されるよう取り計らう、とのこと。但し、申請書類が別途必要とのことで、慌ててホテルに戻って、待機している取締役からサインを貰う。また大使館に舞い戻り、必要書類を全て提出。14時から14時半になったらおいで、と言われたのでとりあえずやることがなくなり、ホテルをチェック・アウトした後一行で散歩して“Humbergur Union”で昼食。米国風のハンバーガー・レストランだが、肉も野菜もしっかりしていて美味しい。
アフリカ出張記(2): Winter Games
時差ボケで夜中に何度か眼が覚める。お腹が空いたので、朝7時を待って食堂へ。イングリッシュ・ブレックファストは20ポンド取る、というので宿泊料金に含まれているコンチネンタル・ビュフェーにする。数種類のパン、ハムやサラミ、シリアルと果物、ジュース。意外なほどに美味しい。パンもほんのり温められているのが良い。ふと外を見ると、雪がかなり積もっている。少し不安になりつつも、チャイナ・タウンのあたりまで散歩をしてみる。人影も少なく、あちこちに雪の山。散歩の目的の一つだった絵葉書を探していたが、流石に朝早いので土産物屋の類いは閉まっている。が、朝から開いている個人商店のスーパーで無事発見してお買い上げ。ホテルに戻り、手紙をしたためてからチェック・アウトする。
アフリカ出張記(1): Morning Train
大阪旅行(2) Christmas Eve
朝8時過ぎに起きて、寝ぼけ眼で「だんだん」を見る。着替えてホテルを一旦出て、ブランジュリ・タケウチでパンを買い、近所の公園で食べる。焼きたてなので美味しい。ホテルに戻り、チェック・アウトを済ませてから、妻の所用で長堀橋に向かった後、「藤の趣悦」で昼食。和洋折衷の懐石料理をゆっくり頂く。午後、道頓堀をゆっくり歩き、昨日見かけて気になっていた「珈琲の青山」で休憩し、友人に手紙を書く。中之島の古い建物を見た後、梅田のデパートを散策し、阪神百貨店地下の「551蓬莱」で早目の夕食。本当は、お好み焼を食べようと思っていたのだが、何となく中華が食べたくなってきたので直前で変更。美味しかったので満足する。新大阪駅の土産屋で友人らへのおみやげを整えてから、ひかり384号に乗る。往路と同じグリーン車なので、座席はゆったりしているし、何より静かなのがよい。ぐっすり眠っていると電車は既に新横浜。定刻に東京に到着し、タクシーで帰宅。
大阪旅行(1) Dragon from the West
畏くも天皇陛下のお誕生日。朝5時半に起きる。従妹へのクリスマスプレゼントを送るため、コンビニでゆうパックの手配をしてからタクシーを拾って東京駅へ。ひかり361号に乗る。パックツアーで、のぞみ号でない代わりにグリーン車があてがわれているものを選んだので、静かでゆったりした車内でぐっすり眠ってしまう。本当ならば会社の書類を読む時間にあてるつもりだったのだが。気がつくと列車は既に京都。新大阪には定刻10:03に到着。在来線で大阪に出て、早速阪神百貨店の地下街でイカ焼きを食べる。その後、やはり名物のミックスフルーツジュースを飲んでから、大阪周遊パスを購入。まずは難波駅近くのホテルに向かい、荷物だけ預かって貰うことにする。ホテルから歩いて道頓堀に向かうと、ホストと思しき一団が一斉にゴミ掃除をしている。歌舞伎町の同種の催しはテレビで見たことがあったが、ライブで目撃するのは初めてなので新鮮。妙に統率が取れていて、たちどころに路上のゴミが片付けられる。名物の「大たこ」が開いていたので、食べることにする。その後、新世界に出かけて「八重勝」の行列に並んで串カツにありつく。揚げたてで美味しい。すっかりお腹いっぱいになってから、通天閣まで歩く。展望台まで上り、ビリケン像にもお参りする。四天王寺まで歩いて参拝。静かで良い。地下鉄に乗り、大阪城に向かう。天守閣に上った後、本丸前の茶屋で甘酒を飲み一服する。心斎橋のそごうで、1日早いクリスマス・ケーキを買ってからホテルに戻り、一旦荷物を置いてから、鶴橋に向かう。駅近くの「大倉」で焼肉の夕食。あれこれ食べて満足する。食後、WTCコスモタワーに向かい夜景を楽しむ。ホテルに戻り、寝る前に買っておいたケーキを食べる。