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フランス・イギリス・ベルギー旅行記(4):Norwegian Wood

眼が醒めると既にバスはリール駅に着いている。荷物をまとめて外に出る。が、ふと気づくとiPhoneがない。他のものは全て揃っているから、おそらく充電の為にテーブルに置いていた間に盗まれたのだろう。悔しいが仕方がない。取り急ぎ、こちらの携帯でKDDIのサイトを調べて、番号緊急停止の措置を取る。
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フランス・イギリス・ベルギー旅行記(3):Let's Spend the Night Together

7時半に起きる。1階のダイニングで朝食。紅茶にトースト、フライド・エッグにベーコンと煮豆という典型的なイングリッシュ・ブレックファスト。美味しい。たっぷり食べてからチェック・アウト。市内をぶらぶら歩き、昼食のフライド・チキンを買ってからロンドン行きの電車に乗る。車中でチキンにかぶりつく。英国は鉄道発祥の地なのに、こんな都市部を走る列車が電化されずいまだにディーゼル車なのは何か理由があるのだろうかと思ってしまう。
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フランス・イギリス・ベルギー旅行記(2):Down and Out in Paris and London

「パリ到着20分前です」との車掌の車内放送で眼が醒める。降りる支度をしておく。パリ・オステルリッツ駅は初めて。昔のトラン・ブルーはリヨン駅発着が基本だったのだが、恐らくはTGV網の発展とともに、リヨン駅のホームを奪われていったのだろう。東京駅の新幹線ホーム拡張で東海道線のホームがどんどん削られていったのに似ているかも知れない。
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イタリア研修記(13):African Tune

朝6:45に起きる。眠い。少し早めに語学学校に着く。今日は女性の先生。あっという間に2時間が経ってしまう。東京で3週間習ってきた成果はあるなと思う一方で、どうしても自分が知っているフランス語の思考や発音に引きずられる癖も抜けない。レッスン後、近所にある郵便局へ。窓口の効率が悪く、ハガキを出すだけなのに30分も待たされる。やれやれ。出社前に昼食を取ろうと、国鉄の中央駅に向かう道を歩いていると、ケバブ屋を見つけたので入ってみる。一般的なピタ・サンドだけではなく、クスクスや白米と一緒に出してくれるようなので、白米を頼む。もちろん日本のそれとは違うコメだけれども、美味しい。店主がフランス語で「ここで食べるのか?」と訊いてきたのでフランス語で返す。店主はカサブランカ出身のモロッコ人である由。確かに北アフリカ訛りはあるが、フランス語なので会話が弾む。次回はアラビア語で話してみようかとも思う。駅前からバスに乗って会社に出る。携帯電話のメール設定が昨日出来なかったのでIT担当の部長のところに行ってあれこれ訊く。しまいには端末のIDとパスワードを教えてくれたので自分ですべてやれることに。夕方、会社を出たあとクリーニング屋に寄って、昨日出した衣類を引き取り、別の背広とシャツの洗濯を依頼する。夜、ホテルでご飯を炊いて、残り物の肉と野菜で簡単に食事。
 
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イタリア研修記(12):Out of the Frying Pan

朝7時前に起きる。バターを敷いたフライパンで食パンを焼いて食べる。バターが良く溶けて美味しい。ホテルのフロントに洗濯物を頼んでからバスに乗り出社。東京からあれこれメールが来ているので対応。昼食は、ビルのキャンティーンでロースト・チキンとポテト。生野菜をたくさん食べる。夕方、会社の携帯電話を支給される。Blackberry Curve9300だが、イタリア仕様で日本語が表示できないので、工夫して日本語対応にする。夕方、会社を出て近くにあるクリーニング屋へ背広とシャツを出す。バスの乗り継ぎで帰る。スーパーで、クレームカラメル(プリン)が4つで0.58ユーロという安さだったので買ってしまう。ホテルに戻ると、無事洗濯物が仕上がっている。夕食は、余り物を駆使して、ジェノベーゼソースに玉ねぎとニンニクとソーセージを小さく刻んで炒めてからめ、バジルをふりかけて食べる。余り物だけでも美味しい食事がつくれるものだなと思う。夜、なかなか寝つかれない。
 
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イタリア研修記(11):Don't Talk

朝6時半に起きる。昨晩寝落ちしてしまった為、シャワーを浴びてくる。紅茶を淹れ、クッキーの朝食。ホテルのすぐそばににあるバス停からバスに乗り、市内中心部のフェラーリ広場へ。そこから徒歩で細い通りを下って行き、語学学校に向かう。途中、タバッキ(タバコ屋)でバスの回数券を買っておく。道を間違えて遠ざかってしまうが、時間に余裕を持ってきたので問題なく登校。ビルが古めかしく、らせん階段の中心部に据わるエレベータは木製!鉄格子のドアを自分で開けて乗り込む本格的(?)な骨董品で、ギシギシと揺れるのでスリル満点。2階(日本式の3階)にある学校に到着し、10時から簡単なブリーフィングのあと早速レッスン。講師から、「日本語や英語で一旦考えることはせずに、イタリア語が口をついて出てくるようにしてゆく」と言い渡され、授業のテンポは速い。あっという間に2時間が過ぎる。お腹がすいてきたので、近所のカフェテリアで昼食。リゾットとロースト・ビーフを食べる。食後、地下鉄で会社に向かう。夕方、バスでホテルに戻り、近所のスーパーでニンニクとフレッシュバジルを購入。昨日買った玉ねぎとニンニクをみじん切りにしてバターで炒め、バジルをちぎってふりかけるだけというシンプルなパスタを夕食にする。美味しい。

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イタリア研修記(10):Whole Lotta Love

昨日同様、バス・地下鉄・徒歩で出社。出社前に、クリーニング店でYシャツを受け取る。午前中、イタリア人の部長とミーティング。ブルドーザのようにガンガン話を進めてゆく人なので、ペースに呑まれないようにしなくてはならない。昼休みに郵便局に行ってハガキを出す。今日は昼食前に会社を出たので幸い郵便局も空いていた。帰りがけに、前に同僚に連れて行ってもらったレストランに向かい、ピザを食べる。美味しい。午後、何となく気分が悪くなり、何とか夕方まで働く。帰路、スーパーで買い物して帰宅。コメを炊く傍ら、玉ねぎをだし汁で煮て、パン粉をまぶした状態で売っている鶏肉をフライパンで焼き、そこの溶き卵を落としてカツ丼もどきをつくる。卵が思いのほか早く固くなってしまい、見た目は悪くなってしまったが、味は悪くない。頭痛が治まらないのでロキソニンを飲むとようやく落ち着く。日本から持ってきたDVDを観てから眠る。
 
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