7時半に起きる。1階のダイニングで朝食。紅茶にトースト、フライド・エッグにベーコンと煮豆という典型的なイングリッシュ・ブレックファスト。美味しい。たっぷり食べてからチェック・アウト。市内をぶらぶら歩き、昼食のフライド・チキンを買ってからロンドン行きの電車に乗る。車中でチキンにかぶりつく。英国は鉄道発祥の地なのに、こんな都市部を走る列車が電化されずいまだにディーゼル車なのは何か理由があるのだろうかと思ってしまう。
14時前にパディントン駅に到着。キングス・クロス駅ではハリー・ポッターのプラットホーム9 3/4番線が再現されており、夏休み中のせいか、イベント屋がマフラーを貸してくれ、ちょうどマフラーがなびくタイミングでシャッターを切れるよう観光客にサービスしている。なかなか面白い。隣のユーストン駅の地下でフィッシュ・アンド・チップスを食べる。さっき昼食を取ったばかりだが美味しいのだからしょうがない。市内をあちこち回り、おもちゃ屋の“Hamleys”を冷やかし、スーパーの“Tesco”で買い物をし、コヴェント・ガーデンの交通博物館を見学し、土産コーナーでまたカフス・ボタンを買ってしまう。夕食は、””で再びフィッシュ・アンド・チップス。美味しい。その後、ひたすら市内を歩いてピカディリーから地下鉄に乗りヴィクトリア駅へ。ここのフードコートのベンチを拝借して小休止。荷物を整理し直す。コーチ・ステーションまで歩き、リール行きのバスを探す。と、それはパリ行きのバスで、途中駅としてリールに停まることが分かる。出発が若干遅れるが、それまでに座席備え付けのコンセントに変換プラグをつけて携帯の充電にいそしむ。バスが結構揺れるが、どうやらドーバーまでの高速道路が、かなり外れまで行かないとないようで、それまでは市内の下道をひたすら走る必要があるようだ。なかなか寝つかれないが、気づくと熟睡。
 

高速バス時刻表 2013年夏・秋号 (トラベルムック)
交通新聞社 (2013-07-13)
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