2008年5月に納入される筈だったボーイング787が、またしても納入延期になることが明らかになりました。

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これまでにも何度も納入延期を表明してきたボーイングですが、最新の予定では今年末とされていた第1号機の納入時期を、2011年1?3月期に延期するとのことで、ラウンチ・カスタマー(世界最初の納入先)の全日空は55機の購入契約を結んでいますが、またしてもの延期で、同社の経営計画に影響が出ることが懸念されます。787の発表当初、同社では”We Fly First”というキャッチコピーを全面的に掲げて、この最新鋭機の導入を盛んに宣伝してきた手前、今更キャンセルも出来ないのでしょうが、3年落ちで1番乗りです、というのもカッコ悪い気がしてしまいます。それにしても、当初の計画からどうやったら3年も遅れるというのか、飛行に関する何か致命的な欠点があるのではないか、という余計な心配をしてしまいそうになります。