朝起きると既に待ち合わせ時刻間近。慌てて身支度を調えてホテルの会議室に向かう。朝イチのミーティングを終えてから、クルマに乗り込んでアポイントをこなしてゆく。外は思っていたほど寒くなく、せいぜい冬場の札幌程度の肌寒さ。本格的に冬になればこの比ではないのだろう。週末に押しかけたにも関わらず、どなたも歓待してくれる。昼食は、市内の「ソウルレストラン」なるところで、名前に反して洋食のフルコース。サラダ、スープ、魚、肉、デザートが都度大皿に盛られて出てくるロシアンスタイルで満腹になる。

夕方までアポをこなしてから一旦ホテルに戻り、ネクタイをほどく。ロビーに舞い戻り、絵葉書を買えないものかと思って、現地のエージェントの方に聞いてみると「コノ辺ハナインデスヨネー」との由。確かにこのホテルにも土産物屋はない。ダメモトでフロントの女性に聞いて貰うと、何とこの女性は「エハガキ、アリマスヨ」と日本語で応じる。展示してなければ売れないじゃん、と思いつつ、切手と一緒に売って貰う。ドルで支払えて安心する。夜、郊外のレストランでお客さんと会食。モンゴリアン・ダンプリング、即ち餃子を勧められて試してみる。皮が分厚く、中にスープが入っていて、餃子と言うよりは小籠包のようだが美味しい。21時過ぎにお開きになり、ホテルに戻る。予めチェック・アウトを済ませてしまい、シャワーを浴び、荷造りを始める。持ってきた土産物や書類は訪問先で粗方配ってしまったが、昨日成田で買った土産物を詰め込んでいると、結局トランクはパンパンになってしまう。

日本絵葉書カタログ〈2005〉
生田 誠
里文出版
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