成績不振からF1ルノー・チームを先日解雇されたネルソン=ピケJr.が、昨年のシンガポールGPでチームから故意にクラッシュするよう命じられ、チームメイトのアロンソを先頭に立たせるための八百長をやったと暴露し、大きな波紋を呼んでいます。
Articles from: F1通信, F1-gate.com, Yahoo!スポーツ, AUTOSPORT web
ルノー側は、八百長作成を申し出たのはピケJr.の側であったとし、ピケJr.及び父親のネルソン=ピケ両名を訴える動きに出ているようですが、F1を管轄するFIA(国際自動車連盟)はルノー・チームの召喚を決定。誰が言い出したのかはともかくとして、アロンソを勝たせる為の作戦が存在していたことはどうやら本当らしい、というウワサになっています。
最新のウワサによれば、本件によってマネージング・ディレクターのフラビオ・ブリアトーレがF1から事実上の永久追放となり、後任として4度のF1世界王者でルノーとも縁深いアラン=プロストの名前が取り沙汰されているとのことです。
1989年にルノーの前身ベネトン・チームのボスとしてF1で辣腕を揮い、時としてインチキスレスレのレギュレーション解釈や作戦を厭わないことでも知られていたフラビオですが、いよいよ年貢の納め時というか、一種の正念場を迎えることになりそうです。