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[800字コラム] ギブとテイク

出版や芸能の世界で、専属ライター、専属カメラマン、専属モデルなんて言葉を見聞きするけど、専属させる側は、他の仕事を全部断らせて、自分の仕事だけに集中してもらうだけの、よほどの報酬なり待遇、そして活躍の場というものを保証しなければならないし、雇われる側もまた、そのリワードに見合う働きぶりを見せなければなるまい。  Continue reading

“orange”をフランス語で読む

冬にパリで買ってきた漫画”orange”(もちろんフランス語版)を読んでいる。この作品に限らず、西洋ではおよそ例を見ないはずの右綴じが普通に流通しているのは、日本の漫画の浸透力の凄まじさなのだろう。
魅力あるものならば、既存の形と違うフォーマットであっても受け入れられるという好例だと思う(なんでもかんでもこちらが外国人に合わせてやる必要はないのだ)。 Continue reading

振り向く(2016年2月)

今月も2回短い出張があった。月中、風邪をこじらせてしまい、解熱剤を飲みながら汗ダラダラ、頭がモウロウとする中でプレゼンをする羽目になったりして、普段、当たり前に享受している健康のありがたみを改めて感じた。 Continue reading

振り向く(2016年1月)

今月は2回、のべ10日間出張があり、新年最初の出張は仕事始めの朝、上司から「明日から、ジャカルタ行ける?」とニコニコ問われて実際に行くことになるという、これまでの職場でもなかった慌ただしさ。2回目は国内出張ながら、地方都市でマレーシア人のお客(ハラルしていない肉には手を付けないイスラム教徒たち)を1週間アテンド。外人の接遇自体は慣れているし、イスラム圏に長期出張した経験もあるけれど、やはり気疲れはするもので、せっかくの出張なのに、読書があまり進まなかった。 Continue reading