日航からもプレミアム・エコノミーの登場です。

a Division of Clichés.net Nobutaka Mizuno's Diary
日航からもプレミアム・エコノミーの登場です。
9月30日に無事サイトを再開しました。不具合などありましたら連絡ください。
寝起きは悪いが気持ちを切り替えて出社。夕方、海外駐在員が現地で急逝されたとの情報が入り、部内が騒然となる。面識はないが入社年次で言ったら2年しか違わない。自宅で突然倒れて帰らぬ人になった由。直ちに社長にまで報告が上がり、外出中の部長にも連絡が入る。人事部が緊急態勢を敷いて対応することに。いつかは終わる旅であり、いつかはめくられる最終ページが存在するのが人生ではあるのだが、言葉にならない気持ちがこみ上げてくる。ご本人の無念は勿論のこと、残された人たちの気持ちは察するに余りあるものがある。
「稽古中の突然死」とされていた若手力士について、実は親方自ら殴り、弟子たちに暴行を指示して死に追い込んでいた疑いが出てきました。
眠いが何とか起きる。昨日から続けていた仕事をようやく仕上げ、引き続き別の書類の山と格闘。22時過ぎに帰宅。
昨晩ぐっすり寝たせいか気分が良い。久しぶりの出社。いつもより30分以上早く来て仕事に取り掛かる。休暇中山のように届いていたメールを裁いているうちにお昼。元外務官僚の顧問を囲んでのランチ・ミーティングに出席。話は面白い方だが仕事に直結しない話題に終始する。午後、時差ボケがジワジワと襲ってくるが堪える。日付が変わり、終電を逃してしまう。
香港空港で、往路と同じようにトランジット・ゲートをくぐって免税店街へ。朝7時前だというのにティファニーもコーチも開いている。日本には無いゴディバのクッキーや、偶々出店していたニューヨークの「キールズ」のショップでクリームを買う。そういえば、今回の旅行ではお酒を全然買わなかった。このご時勢、液体を運ぶのが厄介なことは勿論だが、家の酒がなかなか減らないのも大きな理由。往路とは違う中華料理のスタンドで焼そばを食べる。ラー油をかけると、物凄い辛さが襲ってくるが、日本のものと違ってなぜか後味は心地良い。CX504便に搭乗。往路と同じダッシュ400。B777へ移行するエア・ラインが多い中、キャセイはB747で頑張っている。客室乗務員が書類を配っているので、外国人向けだろうと思っていると、”Japanese?”と言われ税関の申告書を渡される。”We have nothing to declare.”と断ろうとすると、”Very new procedure”とのことで申告の有無に関わらず書類を提出する決まりになった由。日本も外国並みになってきたということか。書類を書くと、ほどなく眠りにつく。機内食を食べるときだけ眼を醒ます。果たして、香港で積んだと思しきパンは美味しかった。その後、着陸のベルトサインが消えるまで眠り続ける。成田空港に無事到着し、税関も無事突破。東京駅からタクシーを拾うことにして、快速エアポート成田で帰京。割と涼しいので安心する。1週間家を空けただけなのに、随分時間が経った気がする。荷物を整理してから、近所のファミレスで夕食。隣の席に、凄い早口のフランス語でまくし立て続ける黒人男性と、パートナーと思しき日本人女性が食事をしていて、東京にいる気がしない。あっという間だったが、充実した旅行が終わる。