今年もあっというまに4分の1が経過してしまった。このまま暖かくなってくれるといいんだけど… 4月から息子が小学生に上がることもあり、我が家の生活も少しずつ変わってゆく予感…
 
1. 読書
今月は、先月には及ばないものの29冊読んだ。海外出張がなかったにしてはよく読んだ。1月からの通算は88冊。この3ヶ月は量をこなすだけでなく、多くの良書に出会えたのが良かったと思っている。
先月予告した第1四半期のベスト/ワーストは別項で述べることにする。
 
2. 子育て
息子が保育園を卒業。卒園式では園長先生はじめ先生方が号泣しちゃうし、いよいよお別れなんだなと実感。家から少し離れたところにあって、偶々滑り込みで入れた認証保育所(東京都独自の基準を満たしている民間運営の保育園)なんだけど、5年間本当に息子をよく育てていただいたと感謝に堪えない。
 
3. 朝ドラ
『マッサン』はいよいよ終劇。三代目エマの木南晴夏(『てっぱん』のちはるさん)が実はエリー(シャルロット・ケイト・フォックス)と同い年という衝撃の事実を知りもしたが、半年間本当に楽しいドラマだった。
 
4. ドラマ
大河ドラマ『花燃ゆ』は幕末意識高い系な感じが出てきて、だんだんと激動の時代への足音が聞こえてくる。視聴率は高くないそうだが、これまでのドラマにありがちな、主人公ひとりに全ての期待と成果を背負わせるつくりではないことは分かる。また、レンタルビデオでビートたけし主演の『三億円事件〜20世紀最後の謎〜』を観る。2000年の制作だがDVD化されておらず、VHSのテープ自体を手に取るのが久しぶり。原作小説をかなり自由にアレンジしたつくりだけれど、まだ若い長瀬智也、松田龍平の好演も良かった。
 
5. 映画
『くちびるに歌を』を劇場で観る。原作小説がとても良かったんだけど、そのエッセンスを損なわずに独自の世界観で新しいストーリーを提案する三木孝浩監督ワールドが今回も炸裂。五島列島の美しい情景(景色にストーリーを語らせるのも同監督の十八番)と、15歳の青春群像を眺めているうちに、いつのまにか自分も合唱部の一員になったかのような気持ちになる。原作のそのまた原作にあたるアンジェラ・アキの歌も相俟って、とてもこころに残る映画だった。
 
6. 美味しくお酒を飲む
昔の友達2組と相次いで食事に行く。他愛もない話でも楽しい。また、大学時代の友人とも食事する機会があった。お互いに年齢を重ねても、変わらないものがあると実感する。
 
7. 映像制作
つくろうと思っていた映像作品はひと休みして、Final Cutの慣熟の為の習作にいくつかトライする。音声を残したまま、動画の一部をスローにして、残りをカット或いは早回しにして長さの帳尻を合わせたり、映像はスローでも音声はそのままの速度にして、あとに続く映像との齟齬がないカットにしたりみた。これまでは制作の過程でいわばぶっつけ本番で編集技法を試すことが専らだったけれど、こうやって訓練しておくとのちのち応用が効くのかなと思っている。ただ、現在使っているiMacはCore2Duoの旧型機で、動画処理の速度が明らかに遅く感じられるので、買い替えを検討せねばとも思っている。
 
8. 語学の維持
ひょんなことから仕事でフランス語を使うことになる。全盛期(17歳頃)に較べると衰えを実感せざるを得ないが、構文や動詞の活用形など、昔叩きこまれた事柄は何のためらいもなく口をついて出てきたので、やはり若い頃に培ったことは忘れないものだなと思う。
 

くちびるに歌を
くちびるに歌を

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