みずほ証券が、人材派遣会社のジェイコム株を1株61万円で売る筈が、61万株を1円で売る指示を出したために、市場が大混乱となっているようです。


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ここで問題なのは、ジェイコムが市場の発行済み株式数は14,500株しかないことで、みずほ側は残りの595,500株を買いに出た相手にどう補償するのかが不明。さらに、実存する14,500株にしても、保有者はみずほの足元を見てやすやすと手放しはしないことが予想されます。果たしてどうなってしまうんでしょうか。
親会社みずほ銀行の経営統合においてATMがダウンした際には、頭取が

「苦情はあるが実害は出ていない」

という歴史的名言を残しましたが、グループ会社の引き起こした今回の事態は実害ゼロとはとてもいかなそうです。
参考:
「実害は出ていない」
「みずほ銀行システム障害」
「みずほ銀行」
「真・コンピュータ用語辞典」より)