朝6時に起きて、久しぶりに背広に袖を通して家を出る。予定より1本早い浅草線の直通電車で羽田空港へ。静かな雰囲気のサクララウンジでエスプレッソを飲んでスッキリしてから搭乗口へ。

日航255便で広島へ。定刻に到着し、レンタカーを借りて別便で来る同僚らを待つ。無事合流し、高速道路で遠く離れた市内へ。渋滞もなく早目に着いたので、客先の近所にあるお好み焼屋で昼食。いかにも地元の風情で、見立てに違わず美味しい。メニューに「ニンピ」なるトッピングがあり、それが「ニンジンとピーマン」と気づくのに時間を要する。
 
午後、打ち合わせが予定より早く終わったので、原爆ドームを見学してから空港に戻る。17時台のフライトで帰る同僚たちを降ろし、レンタカーを返してから再び空港に戻ると、搭乗予定の18:05発羽田行きの欠航が決まったとのアナウンス。とりあえずカウンターに向かう。グローバルクラブのカウンターにも列が出来ていたのだが、後ろにいるオッサンがなんとか割り込もうとして真横に並んでくるので、無言でブロックする。自分は特別だと思っているのか、忙しいのは自分だけのつもりなのか、世の中には色んな人がいるもんだなと思う。
 
自分の番になり、係員に自社便の最終便か全日空便への振替を提案されたので、手間がかからないであろう最終便をお願いする。家に帰るだけの場面で威張っても仕方がないし、これ以上の”事故”がないように仕事をしてもらうことがお互いのため。お詫びのミールクーポンと、日航のラウンジが改装閉鎖中のお詫びのクーポンを別にもらったので、構内のレストランでまたお好み焼を食べてしまい、更にロイヤルでパフェを平らげる。近くに座っている空港の地上係員の制服を着た若い女性が、僕より大きなパフェと格闘していて何だか微笑ましくなってしまう。
 
日航266便で羽田に戻り、リムジンバスで箱崎で降りて徒歩で帰宅。