眼が醒めると着陸1時間半前。客室乗務員に朝食を勧められるが、食欲が湧かないのでコーヒーだけ頼む。成田空港には定刻より約15分遅れの11:10頃着陸。機首備え付けのカメラがモニタに映っているのだが、随分横を向いて滑走路に降りてゆくのでやや不安になるが、これは横風着陸という一種のテクニックであることに気づく。果たして無事にタッチ・ダウン。同じ時間帯の到着が少ないのか、ガラガラの入国審査場を通過して税関も無事突破。上司らと別れて、さて電車に乗ろうかと思うとデジカメがないことに気づく。どうやら機内に忘れたらしい。出発ロビーに上がって、アエロフロートのカウンターで事情を話す。僕よりも年齢が上と思しきベテランの女性がキビキビ対応してくれる。果たして機内にあったことが分かったが、今まさにモスクワ行き折り返し便のチェック・イン中で、持ち場を離れられるスタッフがいないので30分待って貰えないかと恐縮される。自分のミスで迷惑を掛けているのはこちらなので、逆に僕も恐縮してしまうが、ともあれ、空港ロビーの中を散歩して時間を潰す。
30分経ってからカウンターに向かい、無事デジカメを引き取る。忙しい時間にご迷惑かけてすみません、と言うと若いスタッフが「ぜんぜんですぅー」と、微妙な言葉遣い。ともあれ安心して地下駅へ。成田エクスプレスに乗ろうとすると、30分先までないようなので、指定券を買って、改札脇のスターバックスで休むことにする。さくらクリームフラペチーノに初挑戦。桜餅をイメージしている由。成田エクスプレスは途中何度か不規則に原則や停止を繰り返す。成田線でトラブルがあってその煽りを受けているらしい。東京駅には15分遅れで到着。 タクシーで帰宅。妻と、僕の出張中手伝いに来てくれていた義姉がお迎え。息子はお昼寝中。着替えをして、荷物を解く。夕食後、帰郷する義姉を東京駅まで見送る。長い1日が終わる。
PSC (2006-08-25)
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