FIA（国際自動車連盟）会長・マックス＝モズレーの変態趣味が暴露され、大変なことになっています。
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記事によると、モズレー会長は英国国内の秘密クラブでSMセックスにふけっていたところを見事に録画され、ただのSM趣味ならばまだしも、ドイツ語で話しながらナチスの拷問さながらのプレイに恍惚となる動画がネット上で公開されて大問題になっています。というのも、モズレー会長の父は英国ファシスト党を率いていたオズワルド＝モズレー卿その人であり、卿の結婚式はベルリンのゲッベルス宣伝相邸で行われ、ヒトラー総統が主賓として参加していたという拭い難い歴史があり、その息子であるモズレー会長自身がナチスごっこという趣味という悪さに、ドイツのコンストラクター（メルセデス・ベンツ、BMW）を中心に辞任要求の声が高まっています。
それにしても、オックスフォード大学からロンドン法学院に進学という超エリートコースを歩み、若い頃から辣腕弁護士として知られ、現在も巨大な自動車メーカーたちを相手に一歩も引かぬ駆け引きを展開するモズレー会長に、こんなお下劣な変態趣味があったとは、ただただ驚かされました。
私事ながら、高校生の頃に彼のフランス語でのインタビューを聞いたことがあり、英語のアクセントが全くないネイティブ並みの発音に、エスタブリッシュメントの片鱗を垣間見て「すっごい人なんだなぁ」と思ったことがありますが、フランス語だけでなくドイツ語も堪能だったようで……
