月曜日なので朝から「ちりとてちん」を見ようかと思ったが、眠たいのでぐっすり寝ることにする。10時頃ホテルを出て、小雪の舞う中、市内をぶらぶらする。丸井今井「白い恋人」が売っていたのでお土産に買うことにする。その後、一日乗車券の「ドニチカキップ」を買って中島公園まで行く。この公園を散歩するのは初めてだが、あたり一面銀世界でビックリする。そういえば2ヶ月前に取材に来た時にもこの辺を通ったことを思い出す。お腹が空いてきたので、また地下鉄に乗り北24条駅前の「タイガーカレー」でスープカレーの昼食。思ったよりもドロっとしているが非常に美味。辛くて汗が止まらない。すっかり満足する。午後もブラブラ散歩して、昨年も寄った地下街の「ナガサワ」でパフェを食べ、年賀状を何通かしたためてから札幌駅へ。駅構内のチェックインマシンで搭乗手続を済ませておく。ホームは空港に向かう人々でごった返しているが、座席を押えておいたので悠々乗車。一眠りしているうちに空港に到着。お土産を一通り整えて、出発時刻5分前にJAL532便に滑り込む。出発ギリギリにも関わらず乗客が列をなしているせいか、搭乗口の係員の笑顔が引きつっているし、ボーディングブリッジの中にいる係員は鬼のような形相をしている。「おー、コエー」と内心怯えつつ、日本の美徳の一つである定時運航に、世間の休みとは関係なしに身を削る人たちのことを思いもする。デパートで買っておいたおやつを機内で頬張り、うとうとしているうちに羽田空港に着陸。空港内の「キハチ」で夕食を取る。クリスマス・イブに空港のランウェイを眺めるのも悪くない。日付が変わる前に帰宅して、妻にクリスマスと結婚記念日のプレゼントを贈る。寝る前に、録画しておいた「ちりとてちん」を見ておく。


羽田空港物語―極限に挑む技術者たち
上之郷 利昭
講談社 (1997/03)
売り上げランキング: 611786