畏くも天皇陛下のお誕生日。朝6時に起きて身支度。親類に送るクリスマスプレゼントを発送するため、少し早めに家を出てコンビニへ。が、サイフを忘れたことに気づき、妻を残して慌てて帰宅。全力で戻って茅場町駅へ。何とか予定していた電車に乗る。東銀座で乗り換えて羽田空港へ。久しぶりの第一ターミナル。スタバで軽く朝食を取り、日航509便に搭乗。B777-300はほぼ満席。途中、気流がなかなか安定しないが概ね順調に飛行して新千歳空港には定時に到着。通路を抜けてJRの乗り場に向かう。改札前に飛行機のチェックイン・マシンが並んでいるのが眼を引く。エスカレータで出発ロビーに上がってしまえばチェックイン出来るのだから無駄のようにも思えるが、お土産を買う前に手続きが済むのであれば確かにその方が便利には違いない。そして、このマシンの脇に航空会社の職員がコートを着て立っている。確かに、駅のコンコースは吹きざらしなのでそのままでの立ちんぼはツラいのだろう。よく見ると、足元には電気ヒーターさえある。この持ち場の職員には何らかの手当ては出るんだろうか、そもそも冬場は連日ディレイが当たり前の新千歳で、東京の職員と同じ待遇だったら可哀想だな、などと思ったりする。一人ひとりの乗客が当たり前に享受する便利さの陰には、こんなに地味な仕事にも真剣に取り組む人の存在がある。快速エアポートは、指定券を買っておいたので悠々着席。むかし、営業で札幌に出張していた時に、せっかく指定席を取ったのに上司が乗車中ずっとデッキで会社に電話していて「これじゃ指定席の意味ねーじゃん」と半ば呆れたことを思い出す。札幌に近づいたのでデッキのドアを開けると、物凄い人の山で、まさに詰まっている感じでビックリする。席を取っておいて良かったと思う。駅から歩いてホテルまで行き、荷物を預ける。さて昼食をどうしようと思っていると、ホテルの1Fのレストランのバイキングが始まるというので、行列に身を置いて参戦することに。幸い、料理は美味しくて満足するが、レストランにいる人たちがやたらと興奮しているのか、この地域の特色なのか、人に平気でぶつかってきたりする。午後、あちこち散歩して過ごす。夕方、市電で別のホテルに向かい、喫茶室でおやつを食べつつ、年賀状を書く。再び市電に乗り、藻岩山を目指す。ロープウェイに並ぶ列は混んでいるが、行列の流れは案外良く、意外にすんなりと山麓駅へ。が、ここから山頂へのシャトルバスがなかなか来ずに待たされる。やってきたマイクロバスはキャタピラ装備でビックリする。山頂で夜景を堪能したあと、ススキノの「だるま」でジンギスカンを食べる。今回はかなり並んだが味は変わらず満足する。その後、ノルベサでビルの上にそびえる観覧車に乗ってから、歩いてホテルに戻る。


北の旅人/わが人生に悔いなし
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