“orange”をフランス語で読む

冬にパリで買ってきた漫画”orange”(もちろんフランス語版)を読んでいる。この作品に限らず、西洋ではおよそ例を見ないはずの右綴じが普通に流通しているのは、日本の漫画の浸透力の凄まじさなのだろう。
魅力あるものならば、既存の形と違うフォーマットであっても受け入れられるという好例だと思う(なんでもかんでもこちらが外国人に合わせてやる必要はないのだ)。 Continue reading “orange”をフランス語で読む

就職懇談会に参加して

「つまり、好みのタイプだっていうことですよ」照れ臭そうに児島くんが言った。「川村さんだって、今までの恋愛とかもそうだったでしょ? どこを好きって言われたって、そんなの答えようがないじゃないですか。何となくいいなあって思って、そういう気持ちが少しずつ大きくなって、それが好きってことなんじゃないですかね」
そうかもしれない。人を好きになるのに、明確な理由なんてめったにあるものではないだろう。
出会って、何となく気になって、偶然とかもあって、親しくなって、いつの間にか好きになっている自分に気づく。そういうものなのかもしれない。

『年下の男の子』 五十嵐貴久・著

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