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ぐったり

昨晩飲んだ鼻炎薬が効きすぎて、朝から猛烈に眠い。9時過ぎにやっとの思いでベッドを這い出るが、身体のダルさが治まらない。午後、自転車を買いに行くつもりだったが、夕方まで眠りこけてしまう。夕食後、息子をフロに入れて、寝かしつけると自分も眠ってしまう。やれやれ。
 
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飯田橋

朝8時から電話会議。もう3回目になるので大分慣れてきた。その後淡々と仕事。午後、会議に出たり、書類をまとめたりでドタバタする。夕方、コンサルティング会社の方々と面談し、その流れで会食。僕自身、あまり酒は飲まないので場所は雰囲気と地元(小学〜高校の所在地)という理由だけでいつも飯田橋〜神楽坂界隈を選んでしまう。今回も飯田橋の鶏料理屋にしてみる。初めてだが雰囲気は悪くない。ビール、焼酎、カンパリオレンジと、ゴクゴク飲んでしまう。外は雨が降り出し心配になるが、お開きになる頃には熄んで安心する。駅近くのブックオフで買い物してから帰宅。
 
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[nmbooks] サムシングブルー

視界いっぱいに、青い色が広がった。
自分がどこにいるのか、なにをしているのか。この青い色はなんなのか ー すべてがわからなかった。

つきあっていた彼氏と別れた翌日に届いた、結婚式の招待状。差出人は何と、高校時代の彼氏だったクラス・メートと、親友だった同じく高校時代のクラス・メート… 絶望の淵に立たされつつも、容赦なくやってくる日々の仕事…

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月曜日

朝6時前に起きる。息子の熱が下がって安心する。いつもより早目に出社。明日からの出張に備えて準備を始める。10時前に健康診断に向かう。腹囲、体重、体脂肪が落ちているとのことで安心する。午後、恒例の部内会議。仕事のやり残しに気づかされて対応を考える。昨晩あまり寝なかったせいか、異様な眠気が襲ってくる。やることが山ほどあるのに、上長にいきなりキャビネットの整理を命じられる。組織を司る人間としては、指示しやすい人間を使ってしまうものだろうし、僕は僕で、上司に使われるのを嫌がったことはないが、あれもこれもと見境なくなってゆくとパンクしてしまいそうな気もする。今の職場では、一人だけで全部担当するような仕事の割り振りは止めよう、とこの数年ずっと言われ続けて、結局は特定の人だけが異様な高負荷になる歴史が繰り返されてきていて、今回はそれが僕になるのかな、と思う。少なくとも、それで残業を減らせなんて言いなさんなよとは思うが、ともかくも手早く作業して仕事に戻る。明日から夏休みに入る同僚と軽く打ち合わせ。18時半に会社を出て、急いで息子を保育園に迎えに行く。いつもならば出張の前日は出迎えを引き受けないのだが、今回は出張日程が急に1日前倒しになったので致し方ない。息子と共に帰宅すると、生協の野菜が届いているので箱を運び、冷蔵庫に収っていく。洗濯物を取り込み、一息つく間もなく息子とフロ。妻はこれを毎日やっているのだから本当に頭が下がる。妻は見せてくないDVDを僕は見せてくれるから、息子はあれこれ所望してくる。寝るのが遅くならないように注意しながら、トミカやらトーマスやらを見ながら、出張の荷造りを始める。22時前に床に就くと、妻が帰ってくるのにも気づかないまま、息子と一緒に眠ってしまう。

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恐竜公園

朝7時過ぎに妻に起こされる。息子の咳と鼻が治まらないので朝イチに病院へ。天気がいいので月島まで自転車で行く。クスリを処方してもらっている間に、近所のマクドナルドでハッピーセットにありつく恒例のパターン。息子が、家で遊びたくないとゴネるので、じゃあ遠回りして帰ろうかと提案し、いつもと違うルートで帰ると、途中、見慣れぬ公園があることに気づく。午後、妻子が昼寝している間に自転車で秋葉原と日本橋へ。秋葉原といっても電気街には行かずに、無印良品で小分けのボトルと文具を買う。日本橋三越でおやつのバームクーヘンを求め、丸善でツバメノートを買う。帰宅後、おやつを食べると、息子が午前中に見た公園で遊びたいというので一緒に出かけることに。誰もおらず、息子は貸切状態を楽しむ。恐竜を模した像が幾つも砂場に置かれていて、それが気に入ったらしい。すっかり満足して帰宅。夜、フロに入り、息子を寝かしつけると僕自身もグッスリ眠ってしまう。

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大東亜戦争終結ノ詔書



朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑ゝ帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所
曩ニ米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス
然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海將兵ノ勇戰朕カ百僚有司ノ勵精朕カ一億衆庶ノ奉公各ゝ最善ヲ盡セルニ拘ラス戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス
加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無幸ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
而モ尚交戰ヲ繼續セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ
斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ
是レ朕カ帝國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス
帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ
惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス
爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ
若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム
宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ
爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ
 
御 名 御 璽
 
昭和二十年八月十四日
 
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