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ミラクルジャンプ

朝6時過ぎにに起きてホテルオークラへ直行。幼少の頃、よく祖父母に連れられてここで食事をしたり、ロビーで遊んでいたりしたものだが、あの頃の雰囲気がちっとも変わっていない。8時から英国人たちとブレックファスト・ミーティング。食欲がないのでトーストとコーヒーだけにしておく。その後、内幸町で契約交渉。すんなり纏まるかと思いきや、議論が振り出しに戻ってしまい、午前中は一旦退散する。英国人と別れ、上司たちと鮨屋で昼食。この店は2度目だが変わらず美味しい。午後、再び内幸町で交渉。途中、何度もブレイクを挟んで結局23時過ぎにまで会議が及び、それでもなお最終的な結論を見ることは出来ず。とはいえこの2日間で当初の隔たりからはかなり縮まったと思う。難しい交渉を土俵際から瞬く間に押し返す上長の手管に舌を巻く。会社に戻って、暫く仕事をしてへとへとになり帰宅。27時頃就寝。

名古屋

眠い。なかなか起きられない。それでも何とか遅刻せずに出社する。朝から粛々と仕事。急遽名古屋に出張する話が持ち上がるが、結局行かないことに。日付が変わる頃帰宅。

シド・ワトキンス

F1の決勝レースでは、最初の1周目のみ、グランプリドクターの異名を持つワトキンス博士を乗せたセイフティー・カーが最後尾を走行し、アクシデントが起きた際に直ちに対応できる措置が取られている。ある年のイタリア・グランプリで、地元出身の往年のF1レーサー、フラビオ・ブランビラがセイフティー・カーのハンドルを握ることになった。初めて大役を仰せつかったブランビラが「どれくらいの速度で走ればいい?」と訊いたところ、博士の答えは、
「どれくらいで走ってくれてもよいよ。但し、トップには立たないように。

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銀座

朝から小雨。銀座に出かけて、一丁目の「笑笑庵」でそばを食べる。高級そうな店構えだと、量が少ない割に随分な値段を取ることが間々あるのだが、ここは量も程良く、天ぷらも揚げたてで満足する。三越で父の誕生日プレゼントを買ってから実家に向かう。

伊豆へ

眠い。朝10時過ぎに起きる。14時前に妻の実家を後にして伊豆長岡へ。義父に教えてもらった裏道を通ったので、大した渋滞もなく静岡県へ。途中、朝霧高原の道の駅で休憩し、ソフトクリームをなめる。17時半に「華の湯」に到着。温泉B&Bと聞いていたので、アコモデーションにさして期待はしていなかったが、思いのほか小奇麗なので安心する。夕食は、近所にある、太巻で有名な「だるま寿司」という鮨屋に行く。しっかりした店構えなので、観光地とはいえ一見の客がどう扱われるのか不安もあったが、サービスは行き届いており、店員の対応も素晴らしく、そして勿論寿司も美味しく全く文句がない。ちらし寿司と太巻を妻とシェアして食べる。近くのケーキ屋で、ばかに安いケーキを買い込んで、宿に戻ってひと風呂浴びた後、「日本のいちばん長い日」のDVDを妻に見せる。iBookの小さい画面ではあったが、この映画の濃さは十分に妻にも伝わったようだ。寝る前に、もう一度風呂に入ってゆったりする。

山梨へ

朝7時半に一度起きるが、寝過ごしてしまい9時半過ぎに眼が醒める。バタバタと仕度して東西線で隣駅の浦安に向かいマツダレンタカーでデミオを借りる。一旦自宅まで戻って荷物を積み込む。湾岸線に乗り目黒に出て自由が丘に向かう。妻の実家へのおみやげを整えてから中央道へ。八王子付近で渋滞していたが、その後は概ね順調で16時過ぎに山梨に着く。程なく疲れがドッと出て眠ってしまう。夜、義母と義姉と妻と4人で「みたまの湯」に向かう。ここで供される食事が思いのほか美味しかった。ゆっくり温泉に浸かる。