警察庁長官から衆院議員に転じ、内閣官房長官、法相、副総理を歴任した後藤田正晴氏が亡くなりました。


Article from: 産経新聞
自衛隊の海外派遣に強く反対する立場を取ったことから、「護憲派の論客」という言われ方をされていましたが、後藤田氏の主張は「法律を変えるならば、法解釈で解決するのではなく、しっかり手順を踏んで法律自体を変えないと、戦前の軍部の暴走の如き事態が起きてしまうよ」ということに尽き、良い意味で官僚らしい合理的な考え方の持ち主だったように思えます。享年91。合掌。