さいたま地裁は今日、脱税容疑で懲役4年を求刑されていたエンジンメーカー「無限」の本田博俊社長に無罪の判決を言い渡した。
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起訴状によると、本田社長は同社元監査役の被告(昨日懲役3年の判決が出た)と共謀して法人税10億円を脱税したとされたもので、本田社長は公判において一貫して「不正経理をした認識はなく、広川被告に会社資金を横領された」と無罪を主張していました。なお、法人としての無限は有罪となり、求刑3億円に対して2億4,000万円の罰金刑が言い渡されています。本田社長は言わずと知れた故・本田宗一郎の長男ですが、オヤジさんも本人も世襲を嫌ってホンダには入社せず「無限」を設立した経緯があります。根っからのレース好きで国内外の多くのモータースポーツ関係者から愛されてきた本田社長の現場復帰が待たれます。
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