映画化ドラマ化までされた「電車男」ですが…


やはり、このストーリーはつくり(創作)だったのではないか、という記事があちこちに出ています。
(参考)
電車男情報局
絵文録ことのは
ヴィ?ヴィ? ヴィック ヴィック
たけくまメモ
僕自身、「電車男」ストーリーは全部読んでいるわけではないので、どうしても上っ面だけの評論になってしまうのですが、僕の印象としてまず「エルメスのペアのティーカップ」というのがあり得なさ過ぎはしないか、という気がしていました。いくら一目惚れであったとしても、高級ブランドのティーカップをペアで贈るというのはあまり普通の女性には見られない行動のような気がします。それに、書き込みを読んでいると、エルメスなる女性が電車男のことを積極的に好きな筈なのに、人を好きになるというエモーションが全然伝わってこず、むしろ男性が勝手に抱く女性との恋愛に対する憧憬のようなものだけが迫ってくるような気がしてしまいます。実際に実況している電車男氏の描写力の問題なのかも知れませんが、2ちゃんねるという匿名掲示板を舞台にした21世紀版「芳賀ゆい」のような気がしなくもありません。