僕がこのブログで2007年に書いた記事が、2年後の2009年にほぼ丸々パクられていていたことが発覚しました。

 
僕の記事:臆病者と呼ばれる勇気 (2007年12月22日付)
Y-プロデュース代表 野竿達彦の心に残るコラム:Vol.113 臆病者と呼ばれる勇気を持て (2009年7月21日付)
 
最近、会社の会議に向けて上記のエピソードを紹介しようと思って、自分の記事がどこにあったか失念してしまったので「臆病者と呼ばれる勇気」でGoogle検索をかけたところ、この野竿達彦なる人物に、記事をほぼまるまる盗用されているのを発見してしまった次第です。
 
どれくらい似てるのか、Microsoft Wordの文書比較にかけてみました。
 
pakuri


これがパクり・盗用でなければ何だというのでしょう。パクりというよりも、コピペして「てにをは」だけ改変しているだけではないでしょうか。
 
証拠を隠滅されないよう、スクリーンショットとWeb魚拓を取りました。

僕が書いた記事は、『機長席からのメッセージ2 Part2』に載っていたエピソードを基にしているのですが、「乗客たちは我が身の無事を喜びあった」って一文は僕の創作なんです。僕が野竿達彦氏の「心に残るコラム」を「盗用」と断定する所以です。うん、確かに心に残りますねパクられたら。
 
他人に真似されるのはある意味では名誉あることなのかも知れませんが、この野竿達彦氏、他の人の著作物はちゃんと「引用」って出典を明記してるんです。例えばこのページでは「秋元康さん 引用」と。
ということは、野竿達彦氏は、引用と盗用の違いは十分自覚しているということではないでしょうか。本で読んだ有名な作家の文書は流石にパクれないけど、ブログで見つけた適当な記事は自分が書いたことにしちゃえーっていう意識なのかと思うと、何だか腹立たしくなって来ました。
 
というわけで、急ぎ警告書を作成して、本日内容証明郵便で送付しました。
 
naiyoshomei

野竿達彦氏は内閣府だとか自治体だとかの仕事をたくさんなさっているようですが、他人の著作物の盗用という厳然たる法律違反・不法行為からどのような「圧倒的な強み(PS)を引き出す」のか、注目させていただきましょう。
 
(つづく)
 

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