かつてはぶっちぎりの独走だったドコモの携帯のシェアが、今年2月には50.2%にまで低下していることが判明しました。


Article from: nikkansports.com
ナンバーポータビリティ(MNP)導入などを経て、携帯のシェア争いは混沌としているようですが、ドコモでは、特定プランに申し込んだユーザに対して、4月から家族内通話を無料にすると発表しており、このサービスによる減収は年間800億円(!)とのこと。競争は消耗戦の様相を呈してきました。
私事ながら、僕はこれまで10年以上ドコモを使ってきたのですが、長期利用者と、2年契約を約束した新規ユーザの割引率が変わらないことに違和感を覚えずにいられません。これでは別会社に移りたければどうぞ、と言われているようなものですが、さりとて、長期利用者を引き止めるために更なる割引レートを提示すればますます減収になるわけで、企業としては舵取りの難しいところではあると思います…

ドコモとau (光文社新書)
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posted with amazlet on 08.03.07
塚本 潔
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