20年目のこの日にインシデントが起こりました。


Article from: Livedoor News
3機あるエンジンのうち左翼についている第1エンジンが離陸直後に出火、この時エンジン内部から部品が飛散して、地上にいた人が怪我をしたり、物が破損したりしたそうです。正確には日航本体ではなく、JALWaysという系列会社が運行する機体だそうですが、よりにもよってこの日にまで事故が起きるというのは、一種の祟りとしか言いようがないような気がします。
なお、DC-10型機については、ユナイテッド航空機が1989年に第2エンジンの爆発から油圧系統を全て失い操縦不能に陥るという、日航123便と同種の事故を経験しており(この時はクルーの超人的な操縦で最寄の空港にハードランディングして111名が死亡するも、乗客・乗員の6割が生還)、1996年には同じ福岡空港でガルーダ航空機が第3エンジンのトラブルから離陸を断念しようとして滑走路をオーバーラン(3名死亡)する事故を起こしています。今回のエンジントラブルの原因は不明なるも、乗客・乗員に怪我もなく無事緊急着陸を果たしえたことはむしろ幸運だったのかも知れません。