日本人初のフルタイム・F1レーサー中嶋悟氏の長男、中嶋一貴選手がブラジルGPで名門ウィリアムズからデビューすることが決まりました。


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中嶋悟氏は、1985年からホンダF1のテストドライバーとして鈴鹿サーキットでエンジン開発を担当し、ホンダ側からウィリアムズのセカンド・ドライバーとして採用するよう持ちかけたところ、オーナーのフランク=ウィリアムズが頑なにこれを拒絶、結果としてホンダはロータスにエンジンを供給することで中嶋をF1に送り出し、更にはウィリアムズへのエンジン供給を打ち切りマクラーレンと契約することになりました(いわゆるセナ・プロスト時代の幕開け)。
失意のウィリアムズはアクティヴ・サスペンションなど次世代装備への投資を進め、やはりホンダに敗れて一度は撤退したルノーの後押しを得てマクラーレン・ホンダ陣営に雪辱を果たすという歴史が続くのですが、それはさておき、中嶋家にとっていわば因縁のチームであるウィリアムズに、今シーズンから子息の一貴選手がテストドライバーとして加わり、正ドライバーだったアレックス=ブルツが引退を表明したことでシートが巡ってきました。興味深いのは、長年ホンダのサポートを受けてきた親父に対して息子はトヨタの支援を受けていることで、来年はこのままウィリアムズのレギュラーシートを獲得するか、トヨタのワークスチームでのフル参戦が噂されています。

中嶋悟F1ヒーロー
中嶋悟F1ヒーロー

posted with amazlet on 07.10.09
バリエ (1988/12/09)