眼が醒めると雨。残念だが仕方がない。ダイニングルームでゆったり朝食。不味い筈が無い。非常に去りがたいがまた来ようと思いながらクルマを走らせる。天気は悪いが、周囲の景色は素晴らしい。雨が降りしきる中、昼前にストラトフォード・アボン・エイボンに到着。街中のぬいぐるみ博物館を見学し、街中を歩いて回る。その後、英国のベニスと言われるボートン・オン・ザ・ウォーターに向かう。昨日に続き、フィッシュアンドチップスを食べる。美味しい。食事が終わる頃には雨が上がる。次に、最も古風な町並みを残していると言われるバイブリーに向かう。地図にない細い道を通ると予定よりずっと早く着く。すっかり晴れ上がり気分は良いが、見るべきものは余り多くないので、ストウ・オン・ザ・ウォルズに舞い戻って喫茶店で一服する。オックスフォードに戻ってクルマを返し、列車でロンドンに戻る。往路と違い、鈍行列車なので時間がかかるが、20時過ぎにはパディントンに到着。あまりお腹が減っていないので、ホテル近くのマークスアンドスペンサーでサンドウィッチとサラダを買ってホテルで食べる。帰国を前に妻が荷物の整理を始める。


イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 (文春文庫)
高尾 慶子
文藝春秋 (2001/02)
売り上げランキング: 39996