Category: Traveling

アフリカ出張・その5 – Good bye days

9時にホテルを出て役所に向かう。暫く待った挙句、予定していたアポイントが午後になってしまったため、仕方なくホテルに戻り、ロビーの喫茶コーナーでミーティング。昼食はまたしてもホテルの近所のレストラン。チキンのガーリック・ソースなるものを食べる。付け合わせにパサパサのご飯がついてきて美味しい。午後、最後のアポイントを済ませてホテルで荷造り。夜、急遽役員と一部の随行者がディナーに招かれることになったので、僕を含め他の随員は別行動で、一昨日に行ったピザ屋で夕食。スペイン語を話す随員があれこれとつまみを注文してくれる。すっかり満足して空港へ。再三再四所持品検査をされるのが癪に障るが、お国柄仕方がないのだろう。エール・フランスの職員はフランス語を話すので話が早い。搭乗前にもう一回所持品検査をされ、ようやく機内に入る。行きと同じA319-ER。別の出張で当地入りしていた社内の方と隣席になったのであれこれお喋りする。離陸してベルト・サインが消えると早々に座席を倒して眠る。

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アフリカ出張・その4 – Cloudy (in my sunny mood)

8時半にホテルを出る。連日どんよりと曇っている。朝から再び役所に向かう。アポイントを得て向かった次の役所は掘建て小屋のようなところで度肝を抜かれる。昨晩も食べたレストランで、海老のフライドライス即ち炒飯に挑戦する。果たして、意外にも美味。午後、別の役所に向かうと、大きな会議室に通されて吃驚する。会議自体は和やかに終わり、ホテルに戻る。夕食は、別の古いホテルにある“Le Paris”なるフレンチ・レストランに行く。好物のオニオン・グラタンスープがあったので頼んでみる。意外にも美味しい。メイン・ディッシュのステーキはレアで焼くよう言ったのに、なぜか”A point”(ミディアム)のしるしがついている。この国では良くあることと割り切って頂く。夜、怪しげな飲み屋に連れられてビールを飲む。この店ではスペイン風のニックネームを名乗る決まりがあるらしく、各々がホセだのファン・カルロスだのと名乗っている。僕はとっさに、スペイン人F1レーサーの名前からフェルナンドと口にする。物凄く眠くなってくるが、こんなところで寝てしまう訳にもいかず遅くまで騒ぐ。

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アフリカ出張・その3 – Cheese Pizza

朝9時にホテルを出て、役所に向かう。来訪前に唯一決まっていたアポイントに臨む。恙無く面談を終え、市内のピザ屋で昼食。数種類頼んで皆でシェアーするが、とても美味しい。午後、やることがなくなってしまったのでホテルで休憩。夕食は、ホテルの近所にあるレストランで牛肉のフライなるものを食べる。

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アフリカ出張・その2 – Match de Paris

朝5時半に起きる。6時過ぎにホテルを出て、南アフリカから合流する駐在員を出迎えに行くと、到着が早かったらしく、途中の通路で出くわす。ホテルのロビーで雑談を交わし、早めにレストランに入ってコーヒーとジュースだけ飲みつつ、他愛もない会話をして時間を潰す。8時半になって、ご一行と合流して皆で朝食。バターとパンが美味しい。5年前、初めての海外出張の時に、同じこのホテルでパンを食べ過ぎてしまったことを思い出す。

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アフリカ出張・その1 – Working Together

朝6時に起きる。眠くてたまらないが、妻のつくる朝食を取る。成田まで見送りに来てくれる妻を伴って、タクシーで東京駅へ。成田エクスプレスは首都圏では例外的に割高なA特急料金を取る割に、座席がボックスシートであったりして、とりわけ妻の評判は芳しくない。長野五輪の際に投入された改良型車両は新幹線と同等の内装に改められているのだが、今回乗った車両は初期型だったのでがっかりする。とはいえ、座ってしまえば眠ること以外の仕事はなくなり、眼を醒ます頃には空港第2ビルに到着する。

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恋する二人の834km

日付が変わり、5回目の結婚記念日になったので妻にプレゼントを渡す。クリスマスプレゼントとは別に用意していたのだが、喜んで貰えて安心する。ぐっすり眠り、朝8時半に起きると外は吹雪。ホワイトクリスマスにしてはやや度が過ぎている。ホテルのバイキングの朝食。あまり食べ過ぎないようにしておく。朝食後、チェックアウトしてタクシーに乗り込みサッポロファクトリーを散策。館内をうろついているうちに雪も上がり晴れてくる。大通まで歩いて“SPICE LABO”でスープカレーの昼食。ホテルで貰った情報誌に載っていたマッサージ屋で小一時間全身を揉んで貰う。「凝ってますねえ」「眼が疲れてますねえ」などと言われながら揉みほぐされる。すっかり気持ち良くなる。地下街の「ナガサワ」でパフェを食べる。昨日妻が発見した店だが、思いのほか美味しくて満足する。夕方、新千歳空港に向かい、空港の鮨屋で夕食。登場直前、妻の実家から電話があり、新しい犬を飼うことになったとの連絡。亡くなった2人と同じトイプードルの子犬との由。帰りのフライトもB747-400だがほぼ満席とのアナウンス。優先搭乗を受けられたのでとっとと荷物をしまって着席。羽田に着陸する時にややふらついて荒い着陸になるが無事に到着。昨日の逆のルート、即ち京急?都営浅草線?日比谷線の乗り継ぎで帰宅。48時間の休暇でも充分楽しめるものだなと思う。25時過ぎに就寝。

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Northbound Excursion

畏くも天皇陛下のお誕生日。朝4時に起きて5時には家を出る。茅場町?東銀座の乗り継ぎで羽田空港へ。パックツアーなので飛行機が指定できず、7時発のフライトになってしまったため、こんな早朝の出発になってしまった。異動以来出張がなくなったので、久しぶりの空港。団体旅行のカウンターで搭乗券を受け取り、保安検査を受けてからラウンジに入る。朝っぱらから賑わっている。久しぶりのジャンボ機で札幌へ。新千歳空港で軽く朝食。快速エアポートで札幌へ。駅についてもまだ10時。ホテルに荷物を置いてから、あちこち見学する。昼食にカニを食べようと思ったら、目当ての店が夕方にならないと開かないことが分かったので、地下街の雪印パーラーで先にパフェを食べておく。夕方、ようやく開店した店に入り、食べ放題のカニと格闘する。遅い昼食にすっかり満足して店を出て、再び町を歩いてホテルに一回戻る。小休止して、テレビ塔に上る。「テレビ父さん」なる脱力キャラに妻がハマり、グッズを買う。すすきのに出て、ジンギスカンの「だるま」で夕食。これだけ連荘で食事に行かれる自分自身に驚くが、ともあれ、久しぶりにジンギスカンを食べる。食事が終わる頃、突然声をかけられて顔を上げると、高校時代の友人が夫人同伴で来ている。こんなところで3年ぶりに顔を合わせるとは思わず吃驚する。雪が激しく降り始めたので、タクシーでホテルに戻る。

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フランス旅行記・番外

フランス旅行記(10)

途中、何度か眠っているうちに軽食が出てくる。飲み物にだけ手をつけておく。定刻通り成田空港に到着。税関を抜け、重い荷物を引きずってリムジンバスのカウンターへ。葛西を回るバスは時刻がギリギリだったが何とか席を確保。時頃帰宅し、近所の中華料理屋で夕食。片道20時間のフライトは疲れたが、楽しい旅行だった。

フランス旅行記(9)

朝8時前に起床しホテルで朝食。日本でもお馴染みのバイキング形式。これまでずっとコンチネンタル・ブレックファストだったので久しぶりにスクランブルドエッグやソーセージを食べる。充分満足して部屋に戻り、いそいそと身支度。トランクが相当重くなっている。予定より30分近く遅れた9時半にホテルを後にする。荷物をトランクに積んだタクシーの運転手が「こいつぁ重いなぁ」とこぼしていた。休日の朝とあって道は空いており20分ほどでドゴール空港に到着。当てずっぽうにターミナルビルに入ってみると目の前がマレーシア航空のカウンター。しかし物凄い人でごった返している。以前はチェックインを済ませた搭乗券がないと免税手続が出来ず不便であったが、最近では航空券で良いらしく、妻にはチェックインの列に並んでもらい、僕は免税カウンターに急ぐ。幸い免税の行列は長くなく、税関職員はタブロイドを読みながら適当にハンコをついている。おかげで免税品のチェックを受けることもなくすんなり手続きが終わる。妻のところに戻るが、カウンターへの行列はいつまでたっても短くならない。整理する人間がいないうえに、このターミナルがこれだけの人出を想定して作られていないことが原因だろう。ようやく自分たちの順番が回ってきたが、トランクが20kgを超えていることは明白だったので、フランス語も英語も分からないふりをして押し通すことに決める。しかし、荷物の重さについては何も言われず、旧姓が載っている妻のパスポートを見て、航空券と氏名が一致しないと言われたので、「ウィー・ハブ・マリッド・デアフォア・ハー・パスポート・イズ・アメンデッド」と思い切りカタカナ発音で説明して追記のページをめくってみせるとあっさり解決する。案ずるより生むが易し。まだ出していない絵葉書の切手を買おうと空港内の郵便局に行くと、休日のため窓口は閉まっているが、切手の自動販売機は動いている。そこで小銭を入れて買おうとするが投入口が歪んでいてコインが入らない。何発かパンチしてみるが変わらない。諦めようかと思っていたが、ニューススタンドでも切手を売っていたことをふと思い出し無事購入。チューブ型のエスカレータに乗って出国し、免税店を覗くが品揃えの貧弱さに驚く。搭乗まで時間があったので書いていない絵葉書を仕上げてしまう。が、出国後のゲートに郵便ポストがないことに気づき、売店のお兄ちゃんに事情を話すと快く発送を引き受けてくれた。安心して搭乗。行き道と同じジャンボ機だが、今回は満席。アジア系観光客に加え、フランス人自身のバカンスとも重なるのだろう。妻の隣席に座っているアジア人の女性が大爆音で音楽を聞いており僕のもとまで音がハッキリ聞こえてくる。かと思うと突然座席で柔軟体操を始めてそ知らぬ顔で妻に肘鉄を食らわしてくる。困った人だ。我が国の若者もこの女性を笑えないレベルに成り下がっているのも事実だが。途中、何度か眠る。