朝、「だんだん」を見てから定時ギリギリに出社。午後、部内で会議。あらかじめカンペを用意しておいたので楽に説明。取り敢えず承認されて安心する。夜、会社の近所のイタリアン・レストランで同僚の歓迎会。それぞれが、勤務時間中には見せない顔で語り、笑う。22時前に帰宅して、仕事を続ける。

a Division of Clichés.net Nobutaka Mizuno's Diary
朝、「だんだん」を見てから定時ギリギリに出社。午後、部内で会議。あらかじめカンペを用意しておいたので楽に説明。取り敢えず承認されて安心する。夜、会社の近所のイタリアン・レストランで同僚の歓迎会。それぞれが、勤務時間中には見せない顔で語り、笑う。22時前に帰宅して、仕事を続ける。
朝8時半には出社。9時から役員以下関係者で会議。種々議論を交わす。予定時刻を大幅にオーバーして終了。今日から出社する中途採用の同僚と初めて挨拶。この女性の教育係を仰せつかっているので、果たしてどうやってケアすればよいか、考えあぐねる。午後、その同僚に会社の概況や部の仕事内容について簡単にレクチャー。営業部とのミーティング。相手は理路整然と話をされる方だが、実に巧みに人の願いを断るなぁという気もする。夜、赤坂で会食。久しぶりに串揚げを食べる。沢山出てきてすっかり満足する。22時過ぎに帰宅。
いつもより早く起きて出社。朝から恒例の課内会議。あっという間に昼になり社員食堂へ。午後もどんどん時間が過ぎて行く。夜、終電間際に帰宅する。
朝8時に起きて、「だんだん」を見る。まだ全部溜め録りを見終わっていないのでキャッチ・アップ出来ていないのだが、何となく話の筋は見えてくる。新入社員の頃、上司が「ステラ」を定期購読していて「どぉしてネタバレ本をわざわざ読むんだろう」と不思議だったのだが、出張が続くと粗筋を把握してくことが重要なのだと今頃気づかされる。10時過ぎに家を出て、京王線の布田へ。国道20号線沿いにある「神戸屋レストラン」で義父母と義姉夫妻と食事。妻の通っていた大学が近くにあり、長らく行っていなかったのでここにした。パンが食べ放題なのが嬉しい。食後、新宿に出て京王百貨店で買い物。夕方帰宅し、家で何もせずぼんやり過ごす。夜、日付が変わる前に眠る。
朝7時前に起き、いつもより早めに出勤。朝から粛々と仕事。あっという間に一日が過ぎてゆく。久しぶりに缶コーヒーを飲む。こんなに美味しかったかと思う。不思議と時差ボケは襲って来ない。夜、終電前に帰宅。
眼が醒めると朝食の準備が始まっている。クレープとカフェオレを頼む。成田空港に定刻7:55に着陸。今まで面倒だったのでネグっていた検疫検査表を提出する。特段何を聞かれるでもなく、職員が引き換えに黄色い紙片をくれる。読んでみると、「この人は感染症に罹っている恐れがあるので診断の際は早合点しないように」という医師への通達。帰国後具合が悪くなって病院に行ったらこれを出せということらしい。荷物の引き取りを終え、税関を無事に突破。クルマで帰る役員と別れ、成田エクスプレスのチケットを買う。着席すると、途端に眠くなってくるが、ここで寝ると時差ボケが酷くなると思い我慢する。東京駅からタクシーに乗り、出社。上司に無事の帰国を報告し、丸2日着替えていないのでまずは着替えて体を拭く。機内でまとめておいた出張報告をプリントアウトして推敲する。出張の間、山のように積み上がってしまった書類の山を片付ける。午後、上長に呼ばれて、来週から入社する方のメンターになるよう命ぜられる。この僕に務まるというのか。21時過ぎに会社を出て、タクシーで帰宅。約2週間ぶりに妻と再会し、荷物を解く。日付が変わる前に眠る。
ひと眠りしているうちに明け方になり朝食が供される。まだ真っ暗のシャルル・ド・ゴール空港に約45分の遅れで着陸。僕自身のトランクは成田までスルーだが、他の同行者が預けていた荷物が出てくるのを暫く待つ。同じ便に乗っていたフランス人ビジネスマンと役員がフランス語で談笑している。この役員がフランス語を解することは知っていたが、ここまでペラペラとは思わずたじろぐ。タクシーでパリ市内へ。真っ暗の高速道路を走る。途中、朝の渋滞に巻き込まれ、パリ支店への到着が予定よりも遅れてしまう。挨拶もそこそこ、近所にある取引先を表敬訪問。話が思いの外盛り上がり、1時間以上も歓談。辞去した後、役員が支店のそばの店で靴を買うというので、下々は近所のカフェで休息。夏の旅行ではパリ市内を歩かなかったこともあり、実に久しぶりにこの街の匂いをかぎながらコーヒーをすする。役員の買い物が終わるのを待って、タクシーで再び空港へ。我々がビジネス客であることを見てとって、運転手が猛然と飛ばしてくれ、30分もかからず第2ターミナルに到着。オランダに向かう社員と別れ、役員の免税手続きを手伝う。
「なんだ、凄い行列だな」
「これが目的でパリに来る日本人が大半ですから。今はまだ少ない方ですよ」
「そうか」
出国後、ラウンジに落ち着いてから、役員を置いて免税店で買い物。搭乗まで時間が殆どないので、クッキーなどを見境なく買い漁る。搭乗しようとすると、役員が、グランドスタッフに何やら説明を受けている。ファースト・クラスの乗り継ぎ客には構内を歩かせないよう専用のクルマを用意しているので次回からはどうぞお使い下さい、と丁重に言われた由。今回は空港の外に出て仕舞っているのでどの道関係ないのだが、およそフランス人らしからぬお節介ぶりに、役員も苦笑い。エールフランス276便は定刻の出発。16年前、生まれて初めてフランスに来た時に利用したのと同じ便なので感慨深い。当時はまだ喫煙席が存在していて、引率の先生がプカプカと吸っておられたことを思い出す。あの頃ジャンボ機だった機体はB777-200に変わっているし、座席も今日はビジネス・クラス。時間はもう引き返しはしないのだな、と妙な気持ちになる。わざとらしいまでに愛想の良いスチュワードに背広の上着を預けて腰掛ける。離陸後間もなくして食事が供される。昨晩食べたばかりのフォアグラをまた食べてしまう。変わらず美味しい。メインディッシュはチキンにする。眠いのをこらえてレポートを書きあげ、日本時間の27時過ぎにシートを倒してひと休みする。