朝10時過ぎに起きる。朝食を取り、「純情きらり」の再放送を見て、昼過ぎに父のオフィスに向かう。事務所のADSLが繋がらなくなったとのことで、ルータの故障を疑い、代替品に付け替えてみると案の定あっさり接続出来るようになる。24時間電源が入ったままなのだから、突然故障するリスクもまたはらんでいるのだろう。帰宅すると程なく大雨。9月の旅行について下調べをする。米国だから航空会社は多数あるのだが、航空会社の会員ステータスを活用しようとなれば自ずと選択肢は限られてしまうので、旅行会社に電話して相談したりする。夕方、晴れ間が見えた頃に門前仲町に買い物に出かける。夜、妻のつくる中東風羊の煮込みとクスクスを食べる。今日は日航ジャンボ機墜落から22年。遺族の多くにとって、時計の針はあの日から止まったままなのだろうが、時代は残酷なまでに着々と年輪を刻み続けてゆく。忘れなければならないことと、忘れてはならないことの線引きは、22年の歳月を経てなお難しいのではなかろうかと思う。そして、ボイスレコーダなどが非公式に公開されてなお、詳しい直接の事故原因が不明であることはなんとも奇怪ではある。日付が変わる頃就寝。

墜落の夏―日航123便事故全記録
吉岡 忍
新潮社 (1989/07)
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