文部科学大臣賞を受賞した洋画家の複数の作品が、イタリア人画家の作品に酷似していることが判明しました。


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記事によると、「盗作」を指摘する匿名の投書から事態が発覚したとのことで、盗作したとされる洋画家は「過去のイタリア留学時代から、イタリア人画家とは長い付き合いであり、一緒に作業もしていたので芸術的な影響も受けただけで、パクりではない」と主張しているそうですが、記事にある両者の絵を比較してみると、「完コピ」と言ってもよいほどの酷似ぶりで、この言い逃れはやや苦しいのではないかという気がします。パクられた側の画家は、文化庁の調査に対して「そういう作品を作っているとは知らなかった。盗作だ。」と述べているそうです。世の中、色々なものが模倣されたり複製されたりして、それをあたかも自分のオリジナルかのように振る舞う輩がたくさんいるものですが、今回の一件について言えば、リンク先の竹熊氏のコメントがまさしく正鵠を射ていると思います。
「どうせパクルなら、もっとうまくやればいいのに。」

田口ランディその「盗作=万引き」の研究
大月 隆寛
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