朝7時に起きて身支度。やけに豪華な金沢駅に向かい雷鳥13号に乗る。内装は綺麗だが外装が国鉄色なのが何だか可笑しい。加賀温泉駅で社長夫妻も無事合流し、一路京都へ。日本海も、琵琶湖も見ずに熟睡してしまい、気がつくと京都に到着。八条口近くの新・都ホテルに落ち着く。外観はお世辞にも格好良いとは言えないが、内部はすっかりリフォームされており安心する。荷物を預けた後、ジャンボハイヤーで市内観光に出る。MKタクシーの外国人向けガイドは定評があると聞いていたが、なるほど確かに流暢な英語で、思わぬ質問にも淀みなく答えている。僕が予約しておいた鴨川そばの「かにかくに」で昼食。和洋折衷のランチコースだが、幸いカナダ人たちの口にも合ったようだ。その後、二条城、金閣寺、清水寺を見て回る。「思い切った決断をすることを『キヨミズテンプルのステージからダイブする』って言うんだよ」と教えてあげると、若いアメリカ人は「早速契約交渉で使ってみよう」と笑っていた。日が暮れる頃ホテルに戻り、夕食まで若干時間があったので、駅に行ってお土産を整え、ICOCAをチャージする。関西圏でチャージするのは初めてかも知れない。ICOCAが電子マネーに対応したと友達に教えてもらっていたので、JR西日本系列のコンビニを探すが、京都駅は半分JR東海の管轄なので見つけるのに難儀する。ようやく見つけたデイリー・インで雑誌を買う。聞けば、京都駅が電子マネーに対応したのはつい2日前(大阪駅では10月1日から)だったそうな。将来、新幹線の車内販売などに利用が拡大してゆけば面白いだろうなと思う。夕食は「円堂」で天ぷら。普通の天ぷらと言えばその通りだが、普通を普通たらしめるためには物凄い努力が必要なのだろうなと思う。思いがけず先方の社長が「今日は俺がおごる」と言ってくれ、一同感謝する。ホテルに戻った後、駅の周りを散歩してから眠る。