5時半に起きて、身支度を調える。6時40分には家を出て、タクシーで八重洲口へ。7時発ののぞみ203号で京都へ。1年ぶりの新幹線に息子も興奮気味。ホームで買ったサンドウィッチの朝食を頬張り、一眠りしているうちに名古屋に着き、もう30分で京都。一旦途中下車して、八条口のコインロッカーにトランクを預けて身軽になってから、山陰本線で嵯峨嵐山へ。

今回の旅の第一の目的、トロッコ列車に乗車。客車はもともと貨車だったものを改造したらしく、振動がダイレクトに伝わってくる。終点まで行って引き返し、保津峡の景色を充分楽しむ。嵯峨駅にはNゲージのジオラマがあって、自分で走らせることもできるので息子に運転させてみる。京都まで戻って、駅ビルの伊勢丹に入っているレストランで昼食にする。子連れでも気軽に入れる店という触れ込みだったが、果たしてその通り。食後、バスターミナルに出て、梅小路公園に向かう。これまで京都には何度も来ていたが、梅小路蒸気機関車館は初めて。かつての扇型機関庫をそのまま利用した博物館には多くの蒸気機関車が静態保存されていて、構内ではごく短い距離ながらデモ走行するSLまである。ちょうど発車時間が近かったので、家族で乗る。晴れ男の息子が朝から頑張ってくれていたが、ついに雨が降り出す。傘をロッカーに置いてきてしまったので、濡れながら、公園内の京都水族館に移る。イルカショーを見て、ペンギンやアザラシも間近で眺める。規模は大きくないが、京都駅のそばにこれだけ子供と遊べる施設が固まっているのはいいなと思う。バスで京都駅に戻り、フードコートでソフトクリームで一服した後、奈良に向かう。奈良駅に着くや、駅ビル内のうどん屋で夕食。やはり駅ビルに入居しているイオンで飲み物を仕入れてから、駅ビルの隣にあるホテルにチェック・イン。部屋の窓から奈良駅のプラットホームが見られて息子も満足。大浴場があるというので、息子と浴びに行く。流石に温泉ではないが、広々していて、しかも平日のせいか人影も少ない。妻はマッサージを受けることにし、息子を寝つかせようとするが駄々をこねてなかなか眠らない。

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