寝坊して8時半に眼が醒める。阪神大震災から10年経った。僕は大学入試を控えた高校3年生だった。朝起きたら死者4名と発表されていたが、倒壊する家屋や燃え上がる炎の映像を見て、そんなものでは済むまいと思っていた。10時前に出社。粛々と作業。上司と共に8時前に会社を出て羽田空港へ。日本橋で京急直通の都営浅草線に乗り換えるだけなのでラク。上司と仕事以外のことであれこれ雑談。難なく羽田空港着。上司はスーパーフライヤーなので、ラウンジのご相伴に与り出発までくつろぐ。おじさんたちが我れ先にビールに群がっているのがなんだか可笑しい。広島行き最終便の全日空687便は、時刻表にはB747-SRと書かれており、今や珍しくなった3メン機に期待していたのだが、ゲートに向かうとピカチュウジャンボが止まっている。子供がいれば喜ぶのだろうが、日の暮れた空港でしかも機内は何の変哲もないダッシュ400D。21時前に空港に着き、バスで市内へ。東京よりも若干寒さがやわらかい気がする。ホテルに着き、上司と軽く飲んでから寝る。