かねて欲しかった、BlackBerry Bold 9700を購入したので、購入から使用感までレポートしたいと思います。

(1) 購入
仕事納めの2010年12月29日、秋葉原のヨドバシAkibaにやって来ました。年末だけあって物凄い人混みです。店員さんを捕まえて、機種変更である旨告げて手続きをお願いしました。受付のカウンターが混んでいて、実際の手続きが始まるまで10分ほど待ちました。

この間、女性の店員さんからスマートフォンに機種変更するにあたっての説明を幾つか受けたのですが、その中で「spモード加入と同時にiモード契約も残しておけば、メールもそのまま使えますよ」とのコメントがありました。へーそうなのかと思ってiモードを残そうかと思ったのですが、後で手続きをする段になって、この説明は正しくないことが分かりました。

実際の手続きは、携帯ショップの方と思しきお兄さんがテキパキと対応してくれました。先ほど女性の店員が言っていた「iモード契約を残すとメールアドレスが生きる」というのは、仮にSIMカードを移して再びガラケーで使うことになった場合、iモード契約があればメールを使えるよ、という意味であったらしく、メールアドレス自体をiモード/spモードで共有できるわけではない(別々にdocomo.ne.jpアドレスを持つことになる)ことが判明。それは余り意味がないので、iモードは解約することに。

spモードって仕組みがよく分からないんだけど、現在iモード契約をしていて、そのままspモードに移す場合には、特に何の手続きもなくiモードのアドレス(元々のdocomo.ne.jpアドレス)が移行するそうです。ただ、ブラックベリーの場合は、自分でspモードメール用のアプリケーションをダウンロードして、自分で設定しなくちゃいけないそうで、機種変してもそのまま直ぐに使えるのではないようです。

既にパケホーダイ・ダブルには加入しているので、契約上の変更事項は、iモード→spモードへの切り替えと、BIS(ブラックベリーインターネットサービス)への加入のみ。BISというのは、ブラックベリーを使うためにどうしても必要な契約なんですが、これまで月額使用料が2009年1月まで3,045、2月から半額になってそれでも1,575と、何もしなくても消えてゆく基本料としてはいささか高いことが、ブラックベリー導入のネックになっていたんですが、2010年12月から月額490と、一気に現実的な価格設定になったことで、僕自身も機種変更を決断できたというわけです。

(2) 開梱、設定
機種変更手続きに小一時間待って、ようやく新端末を受け取り。帰宅して早速開梱しました。

(3) spモードメール
Android携帯の場合、spモードメールをやりとりするには専用のソフトをインストールする必要があり、しかも動作が鈍い、という話を聞きました(但し、ソフトを動かすハード側のスペックの問題もあるでしょうから、最新のものであればそれほど気にならないような気もします)。が、ブラックベリーの場合、標準のメールソフトでやりとりする為、動作が非常に単純で分かりやすくなっています。説明書に従って、ウェブブラウザからドコモのスマートフォンサイトにアクセスして、設定用のアプリをダウンロードすれば準備完了。

が、メールの設定でトラブル発生。ヨドバシカメラで貰った注意書きには「spモードの初期パスワードは”0000″です。最初にアクセスした後変更して下さい」という記述があったんで、その通りに”0000″を何度入れても認証で弾かれてしまう。おかしいなぁと思い、あれこれ思索して、もしかしてiモードパスワードがそのまま引き継がれてるのでは?と思い至って入力したらビンゴ。うーん、恐らくは、初めてspモードを使う人向けの説明書きだったんだろうけど、ちょっと不親切だぞ… で、一応元のiモードメールアドレスは引き継がれたのでひと安心。

次回はPCメールの設定や、パソコンとの連携、メディアプレイヤーとしての使い勝手を見てみたいと思います。