全日空系のエアーニッポンが、国の定める機体検査を実施しないまま旅客機を運航していたことが判明しました。


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記事によると、同社のB737-500のうち、高齢機には飛行500回毎に義務づけられている超音波での機体検査を怠り、通常の機体と同じ飛行1,000回毎しか行っていなかったとのことです。単なる凡ミスといえばそれまでですが、高齢機への配慮をせずに惰性で整備を行っていたのだとすれば、空の安全を軽視したと言われても仕方がないような気もします。
折も折、エアーニッポンの親会社、全日空を舞台にした映画が公開されていますが、一番ハッピーなフライトとは、事故やトラブルがなく飛ぶことであって、それらを未然に防ぐ努力はいくらしても足りないのだという、いわば当たり前のことを忘れずにいて欲しいと思っています。

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