1974年から乗り入れていたイラン航空の日本線が、この10月をもって事実上の廃止に追い込まれることになりそうです。


Article from: 毎日.jp
イラン航空は、珍機ボーイング747SPを日本路線に投入しており、日本に飛ぶ定期路線で唯一のSPとして知られていました。
原油価格高騰に端を発する航空業界全体の不振に加え、経済制裁の影響でイランに足を運ぶ客が減ってしまったことが大きな理由のようです。それに、日本の乗客にしてみれば、日航とコードシェアしているエミレーツ航空ドバイ経由)で飛んだ方が便利という事情もあるでしょう。
イラン航空のジャンボ機は、トイレの代わりにお祈りスペースがあったり、客室乗務員が全員スカーフを巻いていたりする特徴があると聞いたことがありますが、ついに一度も乗らないまま日本の空から姿を消すことになりそうです…

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