フランスの自動車雑誌”Auto Plus”の記者が、ルノーの新型「メガーヌ」の情報を不正に入手したとして逮捕されました。


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記事によると、同誌の編集長は「自動車誌のスクープ記事は約60年間存在するもので、私たちの雑誌上でも20年以上続く、もはや日常化したのに、なぜ?」と疑問を呈し、フランスのメディアは、報道の自由の領域まで踏み込んだ一種の社会問題として事件を報じているとのことです。
“Auto Plus”は総合自動車誌ながら、交通安全問題にまで切り込む独自の視点が面白く、数年前、高速道路に新たに設置した「ねずみ捕り」(速度監視レーダー)の落成記念式典に向かう大臣らの公用車の速度を独自のスピードガンで計測して、彼ら自身のスピード違反を暴いてみせるなど、痛快な取材ぶりが話題になっていました。事件の行方が気になります。

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