朝9時に家を出て、近所の小学校で都知事選の投票。そのまま会社に出て、面接会場へ。3年ぶりの面接官。10時から面接開始。面接という言葉自体は平安時代から存在していたそうだが、現在のような採用可否に関わる口頭試問という意味で用い始めたのは昭和16年(1941年)のことで、命名者は松田千秋海軍大佐だという。そんなことを考えつつ、学生さんたちを迎える。人それぞれに考えることがあり、それを発露してゆく。そして、それを見た自分が自分の感性で採点してゆく。自分のさじ加減ひとつで、罷り間違えば相手の将来が大きく変わってしまうのであるから、真剣に向かい合わなければならない。1日かけて10名以上と面接して、ヘトヘトになる。19時前に帰宅。雨が降り出す。4年前も、8年前も都知事選の投票日には雨が降った。石原家の節目に必ず裕次郎が雨になって現れる「裕次郎雨」は今年も健在。友人に会っていた妻と合流して、万豚記で夕食。