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«1995» (3)

高校のカリキュラムは生徒の志望に沿って選べるようになっていて、僕は文系3科目(国語、日本史、フランス語)に絞って、苦手の理数系からは早々に逃げおおせていた。

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[800字コラム] 入口と出口

日本のコロナ感染者数が欧州並みに増えないことについて、根拠もなく
「アベ政権が数字を隠蔽している可能性がうんたらかんたら」
と感情論をぶつ学者センセーがいたと記憶する(恥ずかしいことにわが母校上智大学でフランス文学を教えているらしい)。
 
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若きサムライのために (2)

(中高時代の恩師に依頼されて書いた文書をnoteでも公開することにしました。各話1,200字/全7回)

僕が高校生の頃までは、「いい大学に入ればいい会社、大企業に就職できて幸せになれる」という妙な方程式(?)のような風潮が広まっていました。

しかし、大学生になる頃に我が国は不況に突入。平成9年(1997年)には、絶対に潰れないと言われていた銀行が倒産しはじめ、最も衝撃的だったのは、四大証券会社のひとつ山一證券の破綻でした。押しも押されもしないはずの大企業がまたたく間に消滅し、社員は全員解雇されました。
 
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