朝10時前に起きる。最近は1月2日も年賀状の配送をするらしく、ポストに数通届いている。一日中、殆ど何もせずに過ごす。自室のガラクタを整理しているうちに日が暮れる。
a Division of Clichés.net Nobutaka Mizuno's Diary
朝10時前に起きる。最近は1月2日も年賀状の配送をするらしく、ポストに数通届いている。一日中、殆ど何もせずに過ごす。自室のガラクタを整理しているうちに日が暮れる。
昼前に実家へ。喪中だが屠蘇を飲みおせちを食べる。犬をあやしているうちに眠くなりソファーで昼寝をしてしまう。夕方帰宅。連絡不行届きの所為で数人から年賀状が来ている。それから、毎月月初に届く『翼の王国』が、律儀にも新年早々届いている。配送会社がスケジュール通りに送っているだけ、と言えばそれまでだが、お客を振り向かせるためのちょっとした工夫ではあると思う。一年の計は元旦にあり、というが、この数年これといった目標を立てていない。ただ、いつも自分に言い聞かせているのは、
・ 自分の限界を自分で決めないこと
(無理、出来ないと思っていたことは案外簡単に達成できてしまう)
・ 自分の偏見を偏見と認めること
(自分の主観や思い込みを「客観性」などという言葉でごまかす輩にならない)
・ 何事にも全力で取り組むこと
(出し惜しみや値踏みをして手を緩めない)
の3点である。自分で思っていても仲々実行できないことが多いが、今年も良い年になるよう願っている。
昼前に実家にクルマを返しに行き、銀座で昼食をと思っていたらお目当てのアジアン料理屋が閉まっていたので、予定を変更して「スイーツ・パラダイス」に入る。幸い店内は空いており、あれこれ食べて過ごす。帰宅後、大掃除を続行。紅白歌合戦を見て年を越す。来年はどんな年になりますやら。
朝から餅つき。つきたての餅を味わう。午後、少し昼寝してリフレッシュする。21時過ぎに妻の実家を後にして、ガラガラの中央道で帰京。
かねて知り合いだったエンジニアのスティーブ・ウォズニアック(通称ウォズ)と共にアップル・コンピュータを興したジョブスは、極端な完璧主義者であった。
創業当初、アップルのリンゴのマークは6色(米国式の虹色)に色分けされており、普通に印刷すると色と色の間が滲んでしまうから、各色の間に罫線を入れたらどうかと広告代理店に言われると、印刷代がいくらになってもいいから滲まない方法で印刷するようジョブスは命じた。
1970年代当時、コンピュータといえば政府機関や大学などで動かす、冷蔵庫のような巨大なマシンのことだったが、ウォズが設計し1977年に発表した”Apple II”は、世界初のパーソナル・コンピュータと呼ばれ、世界的なヒットとなった。ウォズのつくるApple IIのロジックボード(基盤)は非常に美しいレイアウトであったと言われており、ジョブスもこれを気に入っていた。
が、偏執ともいうべき完璧主義と彼自身の短気な性格も禍いし、創業者でありながら1985年には会社を追われてしまう。そこで彼は新たなコンピュータ会社を設立するが、Appleが切り拓いたパーソナル・コンピュータの次に来るものをつくるという意図を込めて社名を”NeXT”とした。
NeXT社で、部下がつくってきたロジックボードを一目見て、ジョブスは作り直しを命じた。その理由:
「美しくないから。」
部下が慌てて反駁した。
「だ、誰がこの基盤を覗くっていうんですか!」
「誰って、僕が覗くのさ。」
眠いが何とか起きる。休みの日に休まないと体じゅうが重たい。もう若くはないのだと自戒しつつ、いつも通りに仕事。夜、ほぼ定時に会社を出て妻と合流。一緒にいた妻の会社の同僚の方に挨拶する。「2人似てますね」と言われる。自宅近くの中華料理屋で夕食。初めて行く店だが美味しい。繁昌するわけだ。帰宅後、クリスマスケーキを食べる。
日付が変わり、5回目の結婚記念日になったので妻にプレゼントを渡す。クリスマスプレゼントとは別に用意していたのだが、喜んで貰えて安心する。ぐっすり眠り、朝8時半に起きると外は吹雪。ホワイトクリスマスにしてはやや度が過ぎている。ホテルのバイキングの朝食。あまり食べ過ぎないようにしておく。朝食後、チェックアウトしてタクシーに乗り込みサッポロファクトリーを散策。館内をうろついているうちに雪も上がり晴れてくる。大通まで歩いて“SPICE LABO”でスープカレーの昼食。ホテルで貰った情報誌に載っていたマッサージ屋で小一時間全身を揉んで貰う。「凝ってますねえ」「眼が疲れてますねえ」などと言われながら揉みほぐされる。すっかり気持ち良くなる。地下街の「ナガサワ」でパフェを食べる。昨日妻が発見した店だが、思いのほか美味しくて満足する。夕方、新千歳空港に向かい、空港の鮨屋で夕食。登場直前、妻の実家から電話があり、新しい犬を飼うことになったとの連絡。亡くなった2人と同じトイプードルの子犬との由。帰りのフライトもB747-400だがほぼ満席とのアナウンス。優先搭乗を受けられたのでとっとと荷物をしまって着席。羽田に着陸する時にややふらついて荒い着陸になるが無事に到着。昨日の逆のルート、即ち京急?都営浅草線?日比谷線の乗り継ぎで帰宅。48時間の休暇でも充分楽しめるものだなと思う。25時過ぎに就寝。
畏くも天皇陛下のお誕生日。朝4時に起きて5時には家を出る。茅場町?東銀座の乗り継ぎで羽田空港へ。パックツアーなので飛行機が指定できず、7時発のフライトになってしまったため、こんな早朝の出発になってしまった。異動以来出張がなくなったので、久しぶりの空港。団体旅行のカウンターで搭乗券を受け取り、保安検査を受けてからラウンジに入る。朝っぱらから賑わっている。久しぶりのジャンボ機で札幌へ。新千歳空港で軽く朝食。快速エアポートで札幌へ。駅についてもまだ10時。ホテルに荷物を置いてから、あちこち見学する。昼食にカニを食べようと思ったら、目当ての店が夕方にならないと開かないことが分かったので、地下街の雪印パーラーで先にパフェを食べておく。夕方、ようやく開店した店に入り、食べ放題のカニと格闘する。遅い昼食にすっかり満足して店を出て、再び町を歩いてホテルに一回戻る。小休止して、テレビ塔に上る。「テレビ父さん」なる脱力キャラに妻がハマり、グッズを買う。すすきのに出て、ジンギスカンの「だるま」で夕食。これだけ連荘で食事に行かれる自分自身に驚くが、ともあれ、久しぶりにジンギスカンを食べる。食事が終わる頃、突然声をかけられて顔を上げると、高校時代の友人が夫人同伴で来ている。こんなところで3年ぶりに顔を合わせるとは思わず吃驚する。雪が激しく降り始めたので、タクシーでホテルに戻る。