朝から小雨。銀座に出かけて、一丁目の「笑笑庵」でそばを食べる。高級そうな店構えだと、量が少ない割に随分な値段を取ることが間々あるのだが、ここは量も程良く、天ぷらも揚げたてで満足する。三越で父の誕生日プレゼントを買ってから実家に向かう。
a Division of Clichés.net Nobutaka Mizuno's Diary
眠い。朝10時過ぎに起きる。14時前に妻の実家を後にして伊豆長岡へ。義父に教えてもらった裏道を通ったので、大した渋滞もなく静岡県へ。途中、朝霧高原の道の駅で休憩し、ソフトクリームをなめる。17時半に「華の湯」に到着。温泉B&Bと聞いていたので、アコモデーションにさして期待はしていなかったが、思いのほか小奇麗なので安心する。夕食は、近所にある、太巻で有名な「だるま寿司」という鮨屋に行く。しっかりした店構えなので、観光地とはいえ一見の客がどう扱われるのか不安もあったが、サービスは行き届いており、店員の対応も素晴らしく、そして勿論寿司も美味しく全く文句がない。ちらし寿司と太巻を妻とシェアして食べる。近くのケーキ屋で、ばかに安いケーキを買い込んで、宿に戻ってひと風呂浴びた後、「日本のいちばん長い日」のDVDを妻に見せる。iBookの小さい画面ではあったが、この映画の濃さは十分に妻にも伝わったようだ。寝る前に、もう一度風呂に入ってゆったりする。
眠たいが朝8時前に起きる。今日は妻が休暇を取ったので久しぶりに独りで出勤。朝からポンポン仕事が入る。仕事を千切っては投げ、千切っては投げるがなかなか捗らない。書類の山と電話とメールと格闘。夜、早く帰るつもりが終電近くになって帰宅。
眠いが普段通りの時間に出勤。午後、時差ボケで眠くなってくるが、何とか堪えて仕事。終電間際に帰宅。
3時間ほど眠って起きる。何となく身体はけだるいが、ここで熟睡してしまうと時差ボケが避けられなくなるのでリクライニングを戻す。朝食は和食と洋食が選べる。日本に戻る間際に和食を食べる理由もないのだが、洋食にポテトオムレツと書かれており、ジャガイモで胸焼けするのが嫌だったので白米と鮭を選ぶことにする。日本に近づくと雲が厚くなり機体が揺れる。成田空港への着陸が若干遅れ、しかもボーディングブリッジではなくバスでの移動となり驚く。第1ターミナルの工事が完全に終わる頃にはこうした不便もなくなるだろう。トランクが出てくるのにも遅れが出てるが、ともあれ無事に帰国。葛西までのバスのチケットを買い、表に出ると大雨。荷物が遅れた理由がこれで判明。バスに乗り、途中渋滞もあったものの17時半には葛西に到着。名古屋に出かけていた妻と駅で合流して一緒に帰る。衆議院選挙は自民党が圧勝。
8時過ぎに起きて、荷造りを開始。10時過ぎにチェックアウトして、街中を散歩。スーパーマーケットの“Tesco”で妻に頼まれていたビター・マーマレードジャムを買う。昼食にFish & Chipsを食べ、午後もあちこち散歩。コベントガーデンの“The Tea House”で紅茶を買い込む。夕方、ホテルに戻り上司と合流して空港へ。搭乗手続きを済ませて出国。免税店でショートブレッドやネクタイを買う。出発まであまり時間がないが、ラウンジで休憩することにする。ユナイテッド航空の運営で“Red Carpet Club”なる名前なのだが、あちこちにゴミは散乱しているし、テーブルの食器は片付けられておらず、掃除も行き届いていないのがひと目で分かる。病めるアメリカの縮図のような光景に言葉を失う。全日空202便に無事搭乗。離陸すると間もなくドリンクサービス。シャンパンと緑茶を選べたので後者にする。シャンパングラスで日本茶を飲むのは初めてだが、呑まない人への洒落たサービスだと思う。夕食後、数時間眠ることにする。
眠たいが、朝7時前には眼が醒めてしまう。部屋のティーサーバで紅茶を淹れ、メールをチェックする。日本のお客さんに伝達すべき事柄を確認するため、カナダ人たちを電話で捕まえ、直ちに、日本に電話してお客さんに報告。綱渡りだったが何とか格好がつく。昼、お客さんと“Ken Lo’s Memories of China”で中華料理のランチ。美味。夕方、別のお客さんと、カナダ人とのミーティングをセットアップ。2時間話しつめる。夜、パークレーン・ホテルに赴き国際会議の掉尾を飾るフェアウェル・ディナーに出席。やけに派手な宴会場でフルコースを平らげる。テーブルで同席する面々の国籍は多彩で、皆が皆上手に英語を話すわけでもない。伝えたいことがあるのならば、言葉が得意とか苦手などということは関係ないのだなと思う。隣のフィンランド人とモータースポーツの話題になり、キミ=ライコネンやミカ=ハッキネンが世界的に有名であることを誇っていた。フィンランド人F1レーサーはケイヨ=ローズベリが元祖だろうと言うと、むしろケケ=ロズベルグという英語風呼び名の方が地元でも定着しているとのこと。ノリックみたいなものかと妙に納得。今は息子のニコの時代だよ、と向こうは笑っていた。日付が変わる頃宿に戻って、泥のように眠る。
朝から国際会議に出席。業界柄かフランス人の姿が目立つ。昼休みの時間に会議場を抜け、ピカディリー?リージェント通り周辺を散策する。夕方、首相官邸に程近い、ロイヤルホースガードホテルなる格式高いホテルでのレセプションに参加。夜、日本のお客さんと、カナダの会社の人間とともにスペイン料理の“El Pirata”で夕食。堅い接待には似つかわしくないカジュアルレストランだが、カナダ人たちは敢えてこういう飾らない場を選んだのだろう。タパスと呼ばれる小皿料理に舌鼓を打ち、その後、ソフィテルホテルに場所を移して歓談。お客さんも満足しているようで安心する。深夜過ぎに宿に戻る。