Category: Diary

仕事納め

いつもより少し早めに出勤。葛西から通うのもこれが最後になる。朝から粛々と仕事。例年は朝から客先回りをするのだが、雑事に追われて会社を離れることが出来ない。15時過ぎ、ようやく上司と共に内幸町と神田美土代町を巡る。帰社して机の周りを掃除。18時過ぎに会社を出て実家に向かい、クルマを借りる。ガラ空きの昭和通りを経由して銀座に向かい妻を拾う。帰り際、西葛西のびっくりドンキーで夕食。帰宅後、本格的に引っ越し準備を開始。28時過ぎまで寝られず。

福岡へ

1時間だけ眠って朝5時起床。6時のバスで羽田空港に向かう。まだ陽が昇らないので寒い。珍しくラウンジには寄らずゲートに入って搭乗口前のベンチでうたた寝する。こうすれば飛行機を逃すこともない。ANA241便で福岡へ。機内で上司と合流。向かい風のせいか到着が遅れ、タクシーを飛ばして渡辺通へ。客先とのミーティング時刻が遅れてしまうが恙無く話を終え、西通りの「一風堂」で昼食。初めてだが非常に美味。地下鉄で空港に戻り、お土産を買ってからANA256便に搭乗。10分遅れで羽田に到着。帰社後、粛々と仕事。

忘年会

朝、中央区役所に寄って転入手続きをする。恙無く終わる。印鑑登録も同時に済んで安心する。昼前に出社。午後、一時帰国中の米国駐在員と会議。相変わらず喋るのは苦手だが、日本で起きていることを報告。夜、駐在員を囲んで神田小川町の「円居」で忘年会。一旦会社に戻って明日の出張に備えて資料を持ち出してから帰宅。自宅で書類をつくる。思いのほか時間がかかり28時に眠る。

今年もこうして二人でクリスマスを祝う

朝9時過ぎに起きる。引越しの準備を進める。大分ダンボールが増えてきた。昼前に家を出て、駒込の美容院へ。髪がかなり伸びていたのでさっぱりしてもらう。その後、銀座に出てケーキを受け取り夕方実家へ。プレゼントを渡し、ケーキを食べてくつろぐ。夜、麻布十番の“La Lune”で夕食。3年連続してクリスマスイブをここで過ごしているが、毎年変わった趣向で美味しい。すっかり楽しんで帰宅。

天長節

畏くも天皇陛下の72回目のお誕生日。昼過ぎに新居に出向き引渡を受ける。とはいえ、引越しはまだ先なので自分のものになったという実感はない。夕方、新宿に向かい買い物。ヨドバシカメラで妻にクリスマスプレゼントのシェーバーを買ってもらう。西口地下の「イマサ」でカレーを食べて帰宅。

姉歯ではありません

朝から新居の内覧。分譲業者から「姉歯ではありません。」「改めて耐震強度査定を受けました。大丈夫です。」との社印入りのレターを受け取る。問い合わせが殺到したのだろう。「俺って家買ってすげえだろう」とでも言わんばかりの顔をしている人は僕の周りにも少なくないが、不動産を買うということは、多くの人にとっては借金を背負って更に物件に対するリスクをも背負うことなのであり、とても微笑んでなどいられる話ではなかろうと思う。依頼していた内装と違う箇所があったので、建築業者と話し合いをしてからマンションを出る。すると、表に張り込みの刑事のような一団がいるので不審に思い、彼らとは反対方向に足を進めると、案の定彼らはセールスで、「新聞はお取りですか」との声がかかる。ここで「しんぶん赤旗です」とでもと言えば面白い展開が待っているのかもしれないが、それほどの度胸はないのでやんわり断る。八丁堀から京葉線で南船橋へ。ららぽーとガネーシャでカレーの昼食。ららぽーととビビットスクエアで家具を見て、いくつか購入を決める。家具を買ったので、福引を45回も引くことが出来たが、500円の商品券が1枚当たったのみで、残りは全て末等のボールペン。箱に入ったままロットで手渡される。夜、友人と合流して葛西の中華料理店「太郎」で夕食。

無料サポートセンターふたたび

眠いが何とか出勤。昼休みに秋葉原に出かけてメモリを買う。今日が締め切りのレポートがあるのだが、なかなかまとまらないので残業。夜になって前にいた課の女性から電話があり、「アルジェリアの偉い人が来るので、贈り物に添えるフランス語の文章を教えて欲しい」との依頼。あっさり断ってもよいのだが、アルジェの駐在員はフランス語もアラビア語も解する筈なのに全く仕事をしない御仁というのはよく知っているし、依頼された内容もさしたる手間を取らないことが分かっているので手伝うことにする。ササっと仕上げてメールで送ると感謝されはしたが、あの女性ひとりがこの案件を抱えさせられているのだと思うと、自分が元いた部署がどういう状態になっているのかと暗澹たる気持ちになる。

無料サポートセンター

出社すると、前にいた部署の上司からメールが来ており、「メールに添付した書類が開けない。この中身を見られないと大変困る。何とかならないか」との内容。もうあなたの部下ではないし、あなたも情報産業部門の出身でしょうと思いつつも、ファイルを見ていると、”.AWB”なる拡張子がついており、これはWindows 95に付属していた”Microsoft FAX”の画像形式であることが判明。驚くべきことに、この形式はWIndows XPでは開けないらしい。あれこれ調べた末、シェアウェアの画像コンバータでAWB形式の変換が出来るものがあったので、これを使ってTIFF形式にする。至って簡単に一件落着。しかしながら、少しでも自力で解決する気力があれば、これくらいのことはパソコンに詳しい詳しくないに関わらず出来ないものかと思ってしまう。僕の知識なり経験を買ってくれるのは嬉しいことなのかも知れないが、自分の目の前のPCの問題も解決できない人種が、顧客にソリューションサービスなど提供出来る筈もなく、部門が瓦解するべくして瓦解した所以がよく分かる。0時前に帰宅。
参考:
「無料サポートセンター」
「本当に困っています」
「助けてください」
「真・コンピュータ用語辞典」より)

勤労感謝の日

眠いが9時過ぎに起きて、横浜へ。馬車道駅から歩いてワールドポーターズへ。これまでになく広い家具売り場がありあれこれ見て回る。カタログなどをもらって、クイーンズスクエアまで歩く。かつて桜木町から横浜港まで鉄道が伸びていた跡地が散歩道になっているのが面白い。ここでも家具を見るが、買おうと思っていた椅子が生産中止になっていることが判明し、様子を見ることに。もう少し横浜を散策したかったが、眠いので早目に帰ることにする。

秒針

低血圧のせいか寝起きが悪い。何とか出社。時計のバンドのネジが外れかかっていたに気づいたので、課の備品のスクリュードライバーで締め直す。この時計は結婚した時に義父に貰ったものだが、以前、取引先のカナダ人に「ミズノサン、そのレプリカは良く出来てるね」と言われ「違わい、本物じゃ」と言ったら向こうが随分驚くので、後で市価を調べて仰天したことがある。大学入学の時には叔父にオメガを貰ったし、義父から別の機会にオーデマ・ピゲを貰ったりして、身分不相応な時計をやたらと持っているなぁと自分でも思う。周囲からはいかにも気障に見えるかもしれないが、それを身につけて製品の良さを実感することはあっても、自分の価値が上がるわけでもありはしまい、などと考えているうちに昼休み。長い一日が続き、29時過ぎに帰宅。