いつもより少し早めに出勤。葛西から通うのもこれが最後になる。朝から粛々と仕事。例年は朝から客先回りをするのだが、雑事に追われて会社を離れることが出来ない。15時過ぎ、ようやく上司と共に内幸町と神田美土代町を巡る。帰社して机の周りを掃除。18時過ぎに会社を出て実家に向かい、クルマを借りる。ガラ空きの昭和通りを経由して銀座に向かい妻を拾う。帰り際、西葛西のびっくりドンキーで夕食。帰宅後、本格的に引っ越し準備を開始。28時過ぎまで寝られず。
a Division of Clichés.net Nobutaka Mizuno's Diary
いつもより少し早めに出勤。葛西から通うのもこれが最後になる。朝から粛々と仕事。例年は朝から客先回りをするのだが、雑事に追われて会社を離れることが出来ない。15時過ぎ、ようやく上司と共に内幸町と神田美土代町を巡る。帰社して机の周りを掃除。18時過ぎに会社を出て実家に向かい、クルマを借りる。ガラ空きの昭和通りを経由して銀座に向かい妻を拾う。帰り際、西葛西のびっくりドンキーで夕食。帰宅後、本格的に引っ越し準備を開始。28時過ぎまで寝られず。
朝から新居の内覧。分譲業者から「姉歯ではありません。」「改めて耐震強度査定を受けました。大丈夫です。」との社印入りのレターを受け取る。問い合わせが殺到したのだろう。「俺って家買ってすげえだろう」とでも言わんばかりの顔をしている人は僕の周りにも少なくないが、不動産を買うということは、多くの人にとっては借金を背負って更に物件に対するリスクをも背負うことなのであり、とても微笑んでなどいられる話ではなかろうと思う。依頼していた内装と違う箇所があったので、建築業者と話し合いをしてからマンションを出る。すると、表に張り込みの刑事のような一団がいるので不審に思い、彼らとは反対方向に足を進めると、案の定彼らはセールスで、「新聞はお取りですか」との声がかかる。ここで「しんぶん赤旗です」とでもと言えば面白い展開が待っているのかもしれないが、それほどの度胸はないのでやんわり断る。八丁堀から京葉線で南船橋へ。ららぽーとのガネーシャでカレーの昼食。ららぽーととビビットスクエアで家具を見て、いくつか購入を決める。家具を買ったので、福引を45回も引くことが出来たが、500円の商品券が1枚当たったのみで、残りは全て末等のボールペン。箱に入ったままロットで手渡される。夜、友人と合流して葛西の中華料理店「太郎」で夕食。
眠いが何とか出勤。昼休みに秋葉原に出かけてメモリを買う。今日が締め切りのレポートがあるのだが、なかなかまとまらないので残業。夜になって前にいた課の女性から電話があり、「アルジェリアの偉い人が来るので、贈り物に添えるフランス語の文章を教えて欲しい」との依頼。あっさり断ってもよいのだが、アルジェの駐在員はフランス語もアラビア語も解する筈なのに全く仕事をしない御仁というのはよく知っているし、依頼された内容もさしたる手間を取らないことが分かっているので手伝うことにする。ササっと仕上げてメールで送ると感謝されはしたが、あの女性ひとりがこの案件を抱えさせられているのだと思うと、自分が元いた部署がどういう状態になっているのかと暗澹たる気持ちになる。
出社すると、前にいた部署の上司からメールが来ており、「メールに添付した書類が開けない。この中身を見られないと大変困る。何とかならないか」との内容。もうあなたの部下ではないし、あなたも情報産業部門の出身でしょうと思いつつも、ファイルを見ていると、”.AWB”なる拡張子がついており、これはWindows 95に付属していた”Microsoft FAX”の画像形式であることが判明。驚くべきことに、この形式はWIndows XPでは開けないらしい。あれこれ調べた末、シェアウェアの画像コンバータでAWB形式の変換が出来るものがあったので、これを使ってTIFF形式にする。至って簡単に一件落着。しかしながら、少しでも自力で解決する気力があれば、これくらいのことはパソコンに詳しい詳しくないに関わらず出来ないものかと思ってしまう。僕の知識なり経験を買ってくれるのは嬉しいことなのかも知れないが、自分の目の前のPCの問題も解決できない人種が、顧客にソリューションサービスなど提供出来る筈もなく、部門が瓦解するべくして瓦解した所以がよく分かる。0時前に帰宅。
参考:
「無料サポートセンター」
「本当に困っています」
「助けてください」
(「真・コンピュータ用語辞典」より)
低血圧のせいか寝起きが悪い。何とか出社。時計のバンドのネジが外れかかっていたに気づいたので、課の備品のスクリュードライバーで締め直す。この時計は結婚した時に義父に貰ったものだが、以前、取引先のカナダ人に「ミズノサン、そのレプリカは良く出来てるね」と言われ「違わい、本物じゃ」と言ったら向こうが随分驚くので、後で市価を調べて仰天したことがある。大学入学の時には叔父にオメガを貰ったし、義父から別の機会にオーデマ・ピゲを貰ったりして、身分不相応な時計をやたらと持っているなぁと自分でも思う。周囲からはいかにも気障に見えるかもしれないが、それを身につけて製品の良さを実感することはあっても、自分の価値が上がるわけでもありはしまい、などと考えているうちに昼休み。長い一日が続き、29時過ぎに帰宅。