Author: n-mizuno

ベルギー、オランダ、フランス旅行記(2): On tbe Bridge

朝7時前に眼が醒めてしまう。ゆっくり朝食を取ってから、ブリュッセル中央駅に向かう。日曜の朝だけあって、通りの人影もまばら。電車の時間まで余裕があったので、金曜日のフランス行き列車の予約をしておく。10時前の急行電車で、6年ぶりのブリュージュへ。マルクト広場まで歩いてフリットを買い、お昼ご飯にする。お腹がふくれたところで、自転車を借りて市内を走り回る。6年前、この地で挙式した後に自転車を借り損ねて、また来たときに自転車に乗ろうと決めていたので、ようやくその念願を叶えたことになる。市内のパン屋兼喫茶室で、ケーキとコーヒーで一服。ケーキは1人前を2人でシェアしたのだが、それでも凄い量なのに驚く。チョコレートや他の土産物を整えた後、時計台の鐘楼に上ってみる。これまで何度となく来ていながら挑んだことがなかった。ひたすら狭い階段を上り、しかも上るたびに足の踏み場が狭くなってくる。息が切れかかった時、ようやく頂上の展望台に到達。市内を一望する。自転車を返却してから、ガイドブックに載っていたパブに入り、ビールを飲み、クロック・ムッシュとサラダの盛られた皿を頼む。狭い店内は地元の人たちでひしめいている。ほろ酔いでブリュッセルに帰り、ワッフルをかじりながらホテルまで歩く。

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ベルギー、オランダ、フランス旅行記(1): Happy Flight

6時に起床。2時間しか寝ていないのでフラフラするが、それでも妻は朝食をつくってくれている。身支度を整えて、7時半の東西線に乗り、東葉勝田台経由で成田へ。このルートで空港に向かうのは久しぶり。東葉高速鉄道を経由するので運賃は割高になるが、上野回りで京成に乗るよりも、20分遅く家を出られるので敢えて選んだ。

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13日の金曜日

いつもより早く起きて、旅行に向けた持ち物の最終的なチェックをしておく。昼休み、父の日のプレゼントの発送を済ませる。午後も粛々と仕事をして、夕方、研修合宿の行われる多摩センターに向かう。スシ詰めの都営新宿線?京王線に揺られ、上司らと雑談しているうちに到着。タクシーで研修施設に辿り着くと、程なく夕食会が始まり、やや季節はずれのしゃぶしゃぶをつつく。食事中、若い友人から思いがけずメールが届いたので、すぐに返事をする。夕食後、飲み会に突入するが、明日から旅行のためそこそこで退席し、小田急線?中央線の乗り継ぎで日付が変わる頃に帰宅。旅行の支度をしているうちに、寝るのが28時になる。

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朝から強い雨。傘を差しても容赦なく雨水が服やカバンに滲みてくる。午後、打ち合わせを数件こなしているうちに夜になる。頭が痛いので、早々に家に帰り、薬を飲んで一服してから仕事の続きをする。

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体調不良

眠いが何とか起きる。仕事中、原因不明のだるさが突然に襲ってくる。寝たいというのでも頭痛がガンガンするのでもない。とにかく身体じゅうがだるい。いつも飲んでいる頭痛薬を飲むと多少気持ちが楽になってくる。季節の変わり目というか、気候が急に変わる時期にはなぜかこんな体調不良に見舞われることがある。もう若くはないということか。午後、役員のアフリカ出張スケジュールのプランニングを開始。乗り継ぎの都合で、勝手知ったるパリを経由するよりもフランクフルトに向かった方が良いことに気づく。限られた予算でやりくりするには、会社が提携している国内のエアラインや、そのコードシェア便を極力使う必要があるので頭を使わなければならない。身体のだるさが治まらないので、21時過ぎには帰宅する。

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トランク

朝9時過ぎに起きる。15時前に、八重洲の大丸に行き、「都路里」でパフェをつつく。その後、有楽町のビックカメラで妻が時計の電池を交換することにして、その間に旅行用のトランクを見る。機内持ち込み用のトロリーが、5年近く使ってきて限界なのでその買い換えを検討しているのだが、いくつか候補が浮上してきて悩んでしまう。25時頃就寝。

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African Tune

午後から経団連でアフリカ某国の大臣を迎えての懇談会に出席。アフリカのご他聞に漏れず遅刻して現れ、スケジュールが狂いかかるが、そこは主催者も心得たもので、途中のセッションを割愛して終了時刻はキッチリ予定通りにしてくる。会社に戻ると、社内の引越準備が進んでおり、慌てててダンボールにあれこれ詰める。夕方、再び会社を出て全日空ホテルで別のアフリカ某国のセミナーに出席。フランス語圏なので、同時通訳のレシーバを外してみたが、物凄いアラブ訛りなのに辟易して日本語を聞くことにする。自分自身、それほどキレイなフランス語を話すとも思わないが、アラブ訛りは頭に入りにくい傾向が強い。セミナー終了後、隣の部屋でレセプションがあり出席する。昨日ほど豪華ではないし、イスラム国なので酒は出ないが、もとより酒飲みではないので不満はない。あれこれ食べて、満足してから帰宅。雨が降ってきた。

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レセプション

午後、アフリカ開発会議に関連したシンポジウムに出席するため、再び横浜へ。夜、レセプションに出席すると、鈴木宗男の秘書だったムルアカ氏の姿。身長2メートル以上あるのですぐに分かる。他のアフリカ人とフランス語で話しているのが聞こえたので、フランス語で声をかけ名刺交換する。出身を聞くと、コンゴ・キンシャサ(コンゴ民主共和国・旧ザイール)とのことで、なるほどフランス語が話せて当然だと思う。工学博士だけあって、発音も美しい。レセプションには、森喜朗、小泉純一郎、石原慎太郎、果ては福田康夫まで来て大賑わいとなる。延々続くスピーチをやり過ごし、ようやくご馳走にあいついてから、21時前に会場を後にして、東海道線で帰宅。東京駅から歩く。

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アフリカ開発会議

朝から粛々と仕事。午後、アフリカ開発会議が催されている横浜みなとみらいへ移動。会議の合間に、アフリカの要人と会社の幹部が面談することになり、その黒子としての現地入り。東海道線?みなとみらい線を乗り継ぐ。湘南電車は珍しくボックスシートで、「ビールが欲しくなるね」と上司が笑う。社長が替わってから初めての宮仕えだが、間近で見る新トップは、想像していたよりも遥かに陽気でよく喋る。これまでどういう人なのか分からなかったけれど、忽ちファンになる。夕方、別の面談会場に行こうとするが、アフリカのお国柄か、直前までカウンター・パートの人間と連絡が取れず難儀する。10回近く掛け直してようやく先方につながり、ドタバタしつつも次の面談も実現する。とりあえず格好をつけることが出来て、黒子として安心する。夜、上長と、この面談のために一時帰国したアフリカ駐在員らと横浜駅近くの居酒屋で呑む。23時過ぎに帰宅。

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