「日本が現在保有している国力のすべてを、わが党の支配下におき、わが党の世界解放戦に奉仕せしめること」


Article from: 櫻井よしこWebサイト!
この記事によると、1970年代に書かれた中国共産党の秘密文書「日本解放綱領」に以下のようなくだりがあるそうです。
「日本が現在保有している国力のすべてを、わが党(中国共産党)の支配下におき、わが党の世界解放戦に奉仕せしめること」
「日中国交樹立(当時の日本は中華民国と国交を結んでいた)、民主連合政府の樹立、日本人民民主共和国、天皇を戦犯の首魁として処刑」
「目標達成のために心理作戦、マスコミ、政党、左右両団体への工作、在日華僑対策の進め方、中国大使館開設に伴って筋金入りの工作員2,000人を派遣」
「群衆掌握の心理戦。(中国への)好感、親近感をいだかせる目的は、わが党、わが国への警戒心を、無意識のうちに棄て去らせることにある」
「日本人大衆が中国大陸に対し、今なお持っている『かがやかしい伝統文化を持っている国』『日本文化の起源』『文を重んじ、平和を愛する民族の国』というイメージをかきたて、さらに高まらせる」

こうした隣国の思考回路が30年以上経った今もなお修正されているとは僕には思えません。日中友好、日中親善と本気で叫んでいる皆さんには申し訳ないのですが、そろそろ、能天気な空論は卒業して頂きたいところです。

日本の危機
日本の危機

posted with amazlet on 06.10.25
櫻井 よしこ
新潮社
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