いつも通り起きる。朝から粛々と仕事。社員食堂でフランス人と昼食。なぜか彼らは海老を好み、海老餃子などを好んで食べている。食事中、「会社の近くにネットカフェはあるか」と訊かれる。会社のネットワークはホットメールなどがブロックされて表示されないので、プライベートのメールをチェックしたい由。なにぶん行ったことがないので俄かに答えられないが、そういえば隣のKKRホテルのロビーにコイン式のインターネットマシンがあったことを思い出し勧めてみる。話のついでに日本ではネットカフェよりもむしろマンガ喫茶というものがポピュラーなのだと説明する。MANGAはフランス語として定着しているが、日本のアニメを表す総称として捉えられており、日本語本来のマンガの意味はコミックなのである、ネットカフェ同様に時間ごとにお金を払うとコミックが読み放題なのが漫喫であり、そこでは大概PCも置いてあるからインターネットも楽しめる。漫喫はネットカフェを包含するもののだと解説すると納得してもらえた。午後、今日こそは早く帰るため仕事の速度を上げるが、量が増えてきたので中々思うようには仕上がらない。夜、神田まで歩いてケーキを買ってから帰宅。

インターネット・まんが喫茶を発明したのは私です。―アミューズメント革命
田中 千一
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