日本の記録メディアの牙城がひとつ崩れます。


Article from: CNET Japan
記事によると、TDKでは既に撤退していた長野県での生産に加え、ルクセンブルクの製造部門も閉鎖するとのことで、今後はブルーレイディスクの研究開発とデータストレージテープ事業注力してゆくとのことです。今回の決定には、台湾製などの安価な外国製品が溢れて記録メディアの市場価格が大幅に下落してしまったことが背景にあるようです。昔、S-VHSでビデオの編集をやっていた頃、TDKのハイグレード版カセットは目に見えて画質が良かったので選んで買っていたものですが、デジタル時代になった今、メディアの善し悪しなど一般的な使用においては殆ど分かりません。顧客に対して目に見える付加価値を提供し続けることの難しさを垣間見るような気がします。合掌。