藪から棒ですが、明日転職します。退職に際しては会社と少し揉めることになったんだけど、最終的には僕の主張が全部通る形で円満退社と相成りました。新しい職場への期待と不安が入り交じっていますが、一度しかない人生なのでチャレンジしてゆきたいと思います。
 
(1)朝ドラ
なぜか、貯め録りしたビデオを見る気がわかず、完全にギブアップしました。朝ドラの途中リタイアは何年ぶりだろう… 別に吉高由里子が嫌いなわけでも、話の筋に興味がわかないのでもないんだけど、ほかにやることが多すぎたというのが最大の理由かも知れない。

(2)読書
今月は9冊+再読1冊で計10冊。1月からの通算では89冊。今月は、図書館で本を何冊か借りてきた。既に絶版でなかなか手に入らない本も無料で借りることができ公共サービスの偉大さを再認識。

(3)映画
今月は『陽だまりの彼女』を再見。なぜ真緒が”陽だまりの彼女”なのか、そもそもなぜ彼女が”渡来真緒”なのか、原作者が丁寧に引いていたまっすぐな伏線が、映画では拾いきれていない。もちろんそれは、2時間の枠に押し込める為にはスクラッチアンドビルドが不可欠で、主人公である浩介に、原作同様の狂言回しまでやらせるのは映画では厳しいだろうから、仕方がないところなんだろうけど。一方で、原作にない真緒の両親との和解や、最後の最後のシーンは映像ならではという気もするし、原作で真緒が言う「かっこ悪かったけど かっこ良かったよ」をマツジュンは見事に体現していたと思う。また、初回限定BOXに収録されていた、本篇には採用されなかったカットシーンを見ると、かなり原作に寄り添った、浩介と真緒の内面に迫るシーンだったので、監督としては断腸の思いで削らざるを得なかったのだろうと想像するし、限られた枠で文字の世界観を映像に展開することの難しさを感じもした。
 
(4)映像制作
今月は、編集していた作品がとうとう完成して、友人たちにも見てもらった。画質や撮影技術はもとより、21年前の姿が動画で残っているのが凄いと驚かれることしきり。

(5)人と会う
今月は、転職の手続きで大学の卒業証明が必要になったので、大学の先生や研究員になりおおせた若い友人たちや、恩師(直接習ってはいなかったのだが)と会食したりした。また、小学〜高校までの同級生たちと飲みに行く機会もあったし、古い友人が主演する舞台を観劇できたし、大学時代の友人たちと品川のラーメン二郎を探検した。仕事が実質なかったせいか、いつもに較べるとやはり外に出る機会が多かったように思う。
 
(6)子育て
今月は家族で近所の図書館で過ごしたり、保育園への送迎をたくさんやったし、一日かけて秩父鉄道のSLに乗りに行ったりもした。ただしSLは客車が冷房車で、涼しいのは良いのだけれど、煤煙たちこめる旅情はなく、社内にいる限りは只の遅い列車ということに気づいた息子は飽きだしてしまう始末(笑)。でも、熊谷までは2階建て新幹線に乗れたし、秩父神社もお参りできてそれなりに楽しかったようで親としてはひと安心。また、週末には僕の両親と揃って幕張イオンにお出かけ。それなりに楽しんでもらえたとは思う。
 

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