朝7時半に起床。9時にホテルを出る予定でいたのだが、駐在員に急遽別の仕事が入り待機することに。その仕事の内容が金融に関わることだったので、ニューヨーク在住の友達に電話して問い合わせてみることにする。いきなり電話してきた向こうも驚いただろうが、持つべきものは友と言うべきか、取り敢えず必要な情報が手に入る。11時過ぎにホテルを出て、取引先のオフィスに向かう。ミネアポリス郊外の、静かな場所にある大きなビルに圧倒される。先方に歓待され、昼食をご馳走になる。午後、オフィス内を案内され、ゆったりした勤務環境を羨ましく思いつつ、会議に突入。英語が全然喋れないくせに、日本で起こっていることを逐一報告。駐在員もアシストはしてくれるが、内容を知っているのは僕だけなので、出来るだけシンプルに話すよう心掛ける。取り敢えず会議を終えて、駐在員のクルマで再びMall of Americaを散策。18時前に空港に向かい、搭乗手続を行う。すると、発券された搭乗券には”SSSS”の標記。これは”Super Selected Suspected Someone”、要は怪しい人物だということで、セキュリティゲートで靴も脱がされ、鞄の中身を逐一チェックされる羽目に。このSSSSは発券時にアトランダムに出るようになっており人種や国籍による差別はないとの建前だが、駐在員に言わせると、チェックイン時の身分証明書が米国のID以外だとSSSSになりやすく、外国のパスポートだとほぼ間違いなくなるのだという。さもありなん。空港内の中華デリで夕食。その後、ロビー内でお客さんの一人と合流してノースウェスト1843便でサスカトゥーンへ。カナダの入国審査を経てタクシーでホテルへ。取引先の会社が手配してくれているせいか、やけに豪華なつくり。明日も早いので、風呂に入ってさっさと眠る。