JR福知山線で電車が脱線、死者50名以上を出す大惨事になっています。


Article from: 産経新聞
事故原因は現時点では不明なるも、前駅で停車位置を誤って遅れを出した運転士が、通常より速い速度を出してカーブに進入し脱線に至ったとの見方が出ています。事故を起こした207系はMT比(一編成に含まれる動力車の比率)が低いにもかかわらず営業最高速度120km/hを誇る新世代車輌の先駆けともいえる系統で、コストカットの結果軽量化された新世代車輌がカーブで浮き足立って脱線した、という見方が報じられています。しかしながら、一方で103系などの旧世代車輌であれば、曲線走行性能が現行車輌よりも更に低いことも充分考えられますし、そもそもある程度以上の乗客が乗っている状況での車体のトータルの重さが、カーブの走行にどれほど影響するのかも未知数だと思います。軽量化、低コスト化が今回の事故の直接の原因なのかどうかは今後の調査を見極める必要がありそうです。